八十． ページ33
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旧一瀬邸 地下研究所
狭い水槽の中で優は目覚める
優｢…俺暴走して暴れたの？｣
ミカ｢ううんキ･ルクと戦った後倒れて心臓が止まった｣
優｢おおーで？｣
ミカ｢グレンが薬を打って心臓を動かした｣
優｢つーか此処から出て行っていいか？｣
ミカ｢うん｣
機械を装置すると水槽の中の水は引いて
檻の中から出る優
優｢んー！皆は？｣
ミカ｢寝てる｣
優｢つかすげぇでけぇなグレンの実家？｣
ミカ｢らしいよ…人体実験場｣
優｢…ふーん、｣
ミカは優の心臓辺りを指さす
ミカ｢僕の家族を人体実験するような奴だよ？｣
優｢………何か事情があるじゃねぇのか？｣
目の前には頑丈な扉が現れ優は中へと入る
その中は
水槽の中に数々の醜いバケモノが眠っていた
優｢あ……こりゃ人体実験してるわ｣
と一言洩らして
ミカの顔を見つめる
ミカ｢軽いな…言い方が｣
優｢あ、Aさんは？｣
ミカ｢彼女なら大阪にもう少し残るとか言ってた｣
優｢…そうか｣
ミカ｢如何して彼女の事を気にかけるの？｣
優｢何となくだ…｣
ミカ｢_______________…｣
ポンッと音が鳴り外へと出る
三日月が深夜の夜を照らすのだ
ミカ｢……人体実験して世界を滅亡させて
神だからなんだか知らないが禁忌を犯して人は罰を受けている……こんな世界で生きる価値なんか何処にも無いんだよ｣
優｢名古屋…って言ったけ？グレンの屋敷｣
ミカ｢らしい｣
優｢でけぇなグレンは金持ちだったのか｣
ミカ｢…優ちゃん僕の話聞いてた？｣
優｢嗚呼、この世界に生きる価値はあるって事だろ｣
ミカ｢全然違うよ…、。｣
優｢家族が取り戻せるなら何だってする必要なら人だって殺す…家族や仲間を守れるためなら
それが�狄祐岫瓩�
ミカ｢優ちゃん…｣
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『人間か_______________…だったら私は…』
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2018年4月11日 21時
