五十九． ページ13
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大阪湾に向かうフェリド組
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フェリド｢………♪｣
クローリー｢ねぇフェリド君｣
フェ｢んー？｣
クロ｢何で彼女乗せたのかな？｣
フェ｢ほらだって強いじゃん｣
『勘違いするなよ吸血鬼、私は妹を守るためだ』
1番後ろの後部座席に座ってフェリドを睨む
フェ｢優しいんだねぇ……あっ着いたら忙しくなるからね｣
クロ｢どう忙しくなるか教えてくれるかな？｣
フェ｢でもあんま知ると君が上位始祖に捕まった時拷問されちゃうかも｣
クロ｢珍しい…僕を心配してくれるのか｣
『…_________ん』
目の前に広がる海
眩しいくらいの太陽
そして目の前に広がる貴族の吸血鬼
『……フェリド…この計画は私に関与してるのか』
フェ｢さぁ……けど思い当たることは、何せ君は生まれ変わ……それに超特級の血の香り、もう向こう側気付いてるんじゃないの？｣
『っち…私は一旦距離を置く、力は使いたくない』
そう言ってシノアの頭を撫でる
シノア｢…お姉様｣
『気をつけなさい、今は…多分あの吸血鬼に従った方が貴方の仲間は守れると思う』
シノア｢あ、あのAお姉さ…っ｣
横を振り向くともう彼女は姿を消していた
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｢フェリド･バートリー！！！何故出迎えに来ない？！｣
大勢の吸血鬼と漂う貴族の吸血鬼
優｢ｯまさかこいつら相手に……フェリドお前俺達をはめ…｣
ﾄﾞﾝｯと優の胸を叩く
フェ｢黙ってミスると僕でも一瞬で殺されるから｣
優｢！！｣
フェ｢これはこれは上位始祖の皆様 お待ちしておりました。ロシアからの長旅ご苦労さまでした…退屈なされませんでし……｣
レスト｢…｣
ｽﾞｷｭｯｯ
フェ｢え…｣
小さな吸血鬼はフェリドの体を手で貫通させ
心臓を取った
優｢ちょっ｣
ミカ｢！！！｣
クロ｢動くな これは彼のゲームだ｣
優｢……？！｣
心臓を取られ地面に這い蹲うフェリド
レスト｢見なよフェリド お前の心臓だ．数分でお前は鬼になる｣
フェ｢…お、お戯れを…レスト･カー様…何故｣
レスト｢真実を話せ クルル･ツェペシは何処だ｣
フェ｢私の屋敷に…｣
レスト｢こんな鈍い動きで僕と同じ第三位のクルルを捕らえることができた？｣
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2018年4月11日 21時
