五十七． ページ11
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『_______________このお喋り吸血鬼！！』
彼女が現れた途端流れる空気が
シ｢Aお姉様ｯ?!｣
クロ｢フェリド君ー俺無理だよー彼女止められないから｣
フェ｢えー！これは想定外だなーんどうしよっ｣
『降りてこい』
フェリドは嫌々バスの外に出た
フェ｢………可愛い顔がだいなー……｣
ｶﾞｼｯ
と彼女はフェリドの頭を持ち地面に突きつけた
フェ｢ｯｯ…ｸﾞﾊｯ………ちょっ痛、い｣
『大阪湾に向かってるのか？何故人間を連れている？それと……私の罰について話したら殺すぞ』
フェ｢怖い〜怖い…ﾍﾟｯ｣
血を吐き捨てる
『答えろフェリド･バートリー』
フェ｢グレン君と待ち合わせなんだよ｣
『何？グレンと』
フェ｢それと邪魔しないでね幾ら君でも……大阪湾に吸血鬼の軍隊を呼んだし｣
『吸血鬼の軍隊…だと？！』
フェ｢相手は第二位始祖第三位始祖…それ以外諸々｣
『それはお前が連れてきたのか？』
フェ｢うんっ♪…_____________ｯｯ｣
その言葉を聞いて
フェリドを投げ飛ばした
クロ｢あちゃー彼女相変わらず強すぎだよね〜フェリド君が手抜いてるか良くわかんないけど｣
優｢一瞬であのフェリドを｣
ミカ｢………彼女がいたら総戦力になるだろうね｣
優｢シノア…お前の姉ちゃんすげぇな｣
シノア｢えっ、…はい。けど、どうしてお姉様様が此処に？｣
クロ｢あっ戻ってきた｣
地面に擦り付けフェリドを引き
フェ｢あははは〜｣
とバスの中の人に手を振る
『太陽に焼かれて死んどけ吸血鬼』
フェ｢酷いなぁ………｣
投げ捨てるようにフェリドをバスの中に戻した
シ｢あっ……お姉様！｣
シノアは慌てて私の元へ駆け寄った
シ｢如何して此処に？私達を帝鬼軍に連れ戻しに？｣
『本来はそうしていたけど、フェリドの話を聞いて急遽変更。……シノア』
ﾎﾟﾝｯとシノアの頭を撫でる
『自由になって良いの貴方だけは、好きなよう好きな人作って恋をして愛しなさい』
シ｢え｣
『そうすれば必ず貴方を助けてくれる私が居なくても』
ニコリと微笑んで
フェリドに目を向け睨んだ
フェ｢僕睨まれてるよね｣
クロ｢そうだねぇ……｣
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作者名：あゆみ
| 作成日時：2018年4月11日 21時
