Sour & Sweet Lovers (ページ4)

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3話ページ4

「、、、、でかすぎないかここ」

新学期初日。

何とか遅刻せずに学校に着いたはいいものの、

とりあえず学校の大きさと広さに驚いている。

ほんとにここ高校なのかって思うぐらい綺麗な校舎。

「こりゃ道に迷ってもおかしくないよなぁ」

先生に事前に電話で直接体育館に来るように言われていたので体育館へ向かう。

先「あ、！もしかして長妻さん？」

「あ、長妻Aです。
よろしくお願いします。」

先「よろしくねー、もう始業式始まるから上履き履き替えて入って！！」

私は先生達と一緒に後ろに立っていることになった。

教頭「新入生歓迎の言葉。
夢咲高校生徒会会長中島健人」

中島先輩って、あのイケメン！？！？

彼がステージに上がった瞬間、

「「「きゃあああああああっ！！！」」」

女子生徒達の黄色い声援がうるさくなりました。←

そしてキラキラスマイルを振りまきながら演説し、ステージを降りていった先輩。

あっという間に式は終わってしまい、生徒達が教室へ戻っていく。

先「じゃあこのあとのホームルームで自己紹介してもらって、1年間の説明ぱーっとしたら下校だから、」

「はい、分かりました。」

先生と一緒に教室へ行くと、がやがやしていて、

女「健人先輩かっこよすぎた～～♡♡♡♡」

とか

男「美緒先輩まじで可愛い！！しかも美人とか最高なんだけど！！！」

とか聞こえてきた。

先「ほらほらー、お前ら席つけー！」

先生の声が教室に響き渡ると、皆の視線が一気にこちらへ移される。

先「はい、今日からこの2年2組を担任します
後藤ですよろしく～」

パチパチパチ、、

先「え～そして、まだ初日ですがうちのクラスに転校生が来ました。
自己紹介してもらってもいいかな、」

「あ、、長妻Aです。
これからよろしくお願いします、」

パチパチパチパチパチパチ、、

先「はい皆仲良くしてね～、長妻さんの席は、、、佐藤の隣が空いてるな。
佐藤、手上げてくれ」

？「あ、はーい」

手を上げたのは、あのパンフレットに載っていた佐藤勝利くんだった。

先「あいつの隣の窓側の席な。」

「あ、はい。」

私の席はまさに窓際の1番後ろ。

しかも隣は、

佐「えっと、長妻さんだっけ」

「え、あ、はい、よろしくお願いします」

佐「そんな同い年なんだから硬くならなくていいよ笑
俺は佐藤勝利。分かんない事とかあったら
なんでも聞いて？」

何となく、隣が佐藤くんで安心した。