Sour & Sweet Lovers (ページ2)

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1話ページ2

Asaid

「、、、、へ？て、転校って、？」

世間は春休みに突入し、休み明けから皆新しい生活が始まる。

私もこの春から高校2年生になる。

母「パパのお仕事の都合で引っ越すことになったの、まぁそう遠くはないんだけど、今の高校に通うには遠いのよ」

？「マジ？じゃあ俺的には大学近くなんの？」

母「怜央の学校はまだ分かんないのよ、後で調べておいてね？」

？「えぇぇ、Aのは調べといて俺のは調べないの！？」

「怜央兄ちゃんは自分で調べろ」←←

この人は私のお兄ちゃんの長妻怜央。
春から大学1年生で2個上です！

怜「お前はいつから俺に対してそんな口聞くようになったんだ？？」

「元からだよ？」←

母「はいはい2人とも早く荷物まとめてくださいねー(棒)」

怜自「「はーい」」

引っ越すって事は、今の友達ともお別れか、、

手紙とか書いた方がいいのかな？

あ、でも会えないからいっか←

新しい高校で友達できるかな、、、

私意外とコミュ障なんですけど←←

荷物、何持っていけばいいの？

とりあえず部屋の物全部詰めとけばいっか←

え～次こそ彼氏出来るかな、

イケメンで、頭良くて、運動できて優しくて
身長高くてスラッとしててちょっとツンデレで、、、、

制服で放課後デートしてさぁ、

可愛いカフェとか行ったりしてさぁ、

家まで送ってもらってさぁ、

“まだ一緒にいたい”

あはっ♡♡←←

怜「、、、、いい精神科医紹介しようか？」

「なっ！！！！か、勝手に入ってくんなし！！！」

怜「ちゃんと3回ノックしました」

「何！？何の用！？」

怜「母さんにお前の新しい高校のパンフレット渡すように頼まれたから来たんだわ。」

「あっ、、そりゃどうも、、」

怜「できるといいな、そんな現実にいなさそうな彼氏！笑」

「はぁぁっ！？！？」

ハハっと笑いながら部屋を出ていくあいつ←

絶対見つけてやるんだから！！！
私の理想の彼氏にぴったりな彼氏～～！！！

そう考えつつ、大きく「夢咲高校」

パンフレットには学校の制服や、部活動紹介、
進路について書かれていた。

そんな中、唯一気になったページが。

「生徒会メンバー、？」

それは、生徒会の人達からのメッセージ付きの学校の行事紹介。

「うちの学校は、こんなの作らなかったのに、すごいなぁ、、」

1人ずつ、見ていくことにした。