天使は悪魔で嫁だった(´･ω･`)【すとぷり】

１５話：すとぷり会議 ページ18

莉犬side


俺たちは自分たちの部屋に戻って会議を開くことにした。

じ「ねぇ！誰誰誰誰誰誰誰誰誰ぇ！？俺たちのお嫁さんは誰ぇぇ！？！？」
り「うるせぇよw」
さ「てか俺たちの嫁になる女子って」
こ「この学園の、莉犬くんのクラスで可愛い子と言ったら……」
な「やっぱり…」
る「うん…」
じ「名前ちゃんしかおらんやろ！？！？」
り「名前ちゃんが俺たちの嫁…？」
な「いや、でも、それは俺たちの価値観でしょ。俺たちの通ってるこの学園って顔面偏差値高いから莉犬くんのクラスで可愛い子なんていっぱいいるんじゃない？」
り「うーん…まぁ、ね」
こ「そっかぁ…」
さ「生でできるなら誰でも((」
る「さとみくん！」
じ「まぁ、名前ちゃんが殺し屋なんて考えられへんもんなぁ」
な「うんうん」

え、じゃあ俺のクラスで殺し屋っぽい子…？？

り「俺のクラスで殺し屋っぽい子……」
こ「うーん…」

全「……………………………………いない」

さ「それは草」


それからみんなでいろいろ考えたけど、結局誰が俺たちの嫁になるのか、わからないまま会議は終わった。
でも、名前ちゃんが殺し屋なんてこと考えられないから、まず名前ちゃんはない。
それだけのことで、俺たちの気分は沈んだ。
名前ちゃん以外に俺たちを見てキャーキャー言わない女子はいない。だから、一緒に暮らすなんてストレスしかないじゃん。
はぁ…嫌だなぁ…
憂鬱な気分を洗い流すように、俺はシャワーを浴びた。

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