d!】腐男子オタク2人組転生する (ページ3)

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43話ページ3

やぁ
〜

長い夢を見ている気がした

『『うひょー!!更新日きちゃー!!』』

え、何あれ俺じゃん
制服来てるし、前世じゃん

夢の中の俺はスマホに向かって語りかけていた

『『そろそろ終わるのか〜…、え？お前マジ？』』
『｢うるさいぞお前｣』

俺の隣に前世のアサヒがいた

こんな事あったっけ？
もしや走馬灯？俺死ぬ？

『『驚きしかないから仕方ないだろ!!だってこの人がーーーー』』

そこから先は何を言ってるか聞こえなかった

おい続きはCMの後で的なことするな
聞かせろぉおお!!

と、いい所で俺は夢から覚めた

良かった生きてる俺(?)

時計を見ると、普段の夕食の時間を少し過ぎた頃だった

『…よし、食べよう』

嫌なことは食べれば忘れる
俺理論な

俺はるんるんで食堂に向かった

〜食堂〜

俺は今、フルーツサンドイッチを食っている

女っぽいやつ食ってるだと？上手いから問題ない!!
この作品の作者が、料理は前世寄りに考えてるから味変な感じしないし、まじ幸せ

それにここの人皆美味しそうに食べてるし最高
美味しいものを美味しそうに食べるっていい事だろ？顔から堪能感が溢れてるのがいいんだよな〜
皆素直なんだよ

周りを見渡すと、ciさんとemさんが目に止まった

机の下でしれっと手繋いじゃって〜
ぎこちないのが初で良いな
顔には出てないけど俺には分かるんだぜ☆

『うへへぇ…』
??｢ちょっと、話いいすか｣

『ｯおわ⤴?!、だ、大丈夫ですよ…』

後ろから声をかけられた為振り返る

syp｢ありがとうございます｣

なんだ、sypさんか
びっくりして声裏返っちゃったよ
俺の緩んだキモ顔見られてないよな？

syp｢…さっき見てたのはアレですか｣
sypさんは手を繋ぐciemの方を指差した

『ﾊｲ…ｿｳｯｽﾈ』

俺はsypさんから目を逸らす

やっぱ見られてたのかｯｯ!!
俺の人生オワタ

syp｢…有り得ないとか思わないんですか？｣
『いやそれは無いですむしろありがたき幸せです

あ』

反射的にそう答えてしまった

syp｢………｣

sypさんは分かりやすく目を丸くしている

俺オタクとして終わってるわ
1回しぬ？いや生きるけども

『あｯ､人の人生に他の人がが介入する必要はないって言うか…その人の自由を尊重すべきというかなんと言うか…』

syp｢……ははww｣

見苦しい言い訳をすると、sypさんに笑われた

え、何故に？