49話 ページ8
「何回ぶつかっても、また打ちたいと思うよ」
「それならいいです
それが聞ければ十分です」
Aが体育館へと入った時、聞こえてきたのは
練習試合の時にはいなかった二人の会話だった
Aは二人を見てリベロとエースである、ということを直感し
つい荷物を全部床へと落してしまった
どさ、と重い音がした
それに気づいたバレー部員はそちらの方を見た
「A来てくれた!!!!」「日向うるせぇ!!! お前サーブだろ!!!」
一人の女性がAに近づいた
「橘Aちゃん、だよね?」
「えっと・・・清水潔子先輩、でしたよね」
「荷物こっちおいていいよ
今日は来てくれてありがとう」
「あっ・・・・い、いえ!!!」
―――――こういう人を天使っていうんだ
日向がサーブを打つ
「お前何もんだ?」
「あ・・・・」
――――この人、顧問の人となんかしてた人・・・・
「あ、俺は烏養繋心
今日から音駒戦までコーチやってる」
Aは はっ、として答えた
「青葉城西高校1年、吹奏楽部の橘Aと言います」
「おー、どうしてお前がここにいるんだ?」
Aは屈託のない笑顔で返した
「バレーが好きだからです!!!」
「ほー・・・・」
Aは あ、と声を出す
「すみません、後ろ使ってもいいですか?」
「邪魔にならない程度にな」
「ありがとうございます」
そして向かった先は
「忠! サーブの練習するべ!」
「で、でも得点板・・・・」
「俺やっとくから!」
「す、スミマセン!!!」
「あれ、制服・・・・」
「短パン履いてる」←ドヤァ
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南海(プロフ) - りゅうあさん» 初めまして!!! コメントありがとうございます(#^.^#) 前回から!!嬉しい限りです(/_;) フルートで熊蜂の飛行とかころすきですよね(笑) ありがとうございます!! 頑張ります!!! また見に来て下さい♪ (2015年1月6日 19時) (レス) id: dbf632bbf0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうあ(プロフ) - 初めまして!前回から応援させてもらっています!とっても面白いです!私もフルート吹いているんですけど熊ん蜂の飛行ってヤバイですよね(笑)これからも頑張って下さい!! (2015年1月6日 18時) (レス) id: 91aca07ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:南海 | 作成日時:2014年12月24日 22時