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84話 ページ44

「・・・・・何なんだよコノヤロォ・・・・・」



Aが叫んだことにより、どたどたと聞こえてくる足音



そしてガラッとふすまを開けられ、そこには

ほぼ全員がいた



「どうした!!!!???」「さ、叫び声が聞こえたけど・・・・!!」




Aは速やかに『土下座』をした




「お願いがございます」



勿論、それにそこにいた全員が驚いた




「一晩泊まらせてくださいお願いします」




「「はああああああああああああああああああああああああああああ!!!!????」」




今度は日向と影山が叫ぶ



「ど、どうした・・・・?」



澤村が動揺を隠しつつ尋ねた




「家から閉め出されます」




土下座状態からきっぱり言ったA





沈黙が訪れる空間





プルル、となる電話



Aはスミマセン、と一言断ると




「着替え!! タオル!! なんか色々洗面用具!! あと寝間着とかその辺!!!

 一応ドライヤー!! あとついでにフルート家においてくれる!?

 扱い方間違ったらただじゃおかない!!!」


『・・・・あとは?』


「ぜーはー

 イヤホン」


『おっけー、持ってくね』



ぷちっ

と何かが切れた音がその場に響いた



「おっけ―じゃねえってばよおおおおおおおおおお!!!! なんだよ急に!!!!

 絶対寝れないってばああああああああああああああ!!! あ、クスリもよろしく

 どうすんのさああああああああああああああああ!!!!!!」



『知るか、んじゃまたあとでねー』



「ちょっとまっ」



聞こえるのはただ「ツー ツー」と言っている音のみ




Aは静かに目を点にしている部員たちへと向き直り

もう一度土下座した



「すみません、お願いします、野宿は嫌なんです」



「お、おれはAがいいならいいけど・・・・」

「あれ、菅原さん、いつの間に名前呼びに・・・・」

「あ、あはは」



「コイツらむさいけどいいのか?」



澤村に尋ねられ、Aは死にそうな笑顔を向ける



「吹奏楽部よりはましですよ」



「・・・・・おう」




「Aー!! めしくおーぜ!!!」

「食べるー!!」「A〜荷物ぅ〜」「チッ」




数名は思った


女子って恐ろしい、と


吹奏楽部とはそんなにすごいのか、と



※私の入っていた吹部も一人一人の個性(性格とか含め)がありすぎて
まとめるのが大変でわちゃめちゃしてるし変態はいるし
霊感をお持ちの方はいるし身長の格差社会は起きるし
男子はへなちょこが大部分を占めるし女子が強いしで、ね。←

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南海(プロフ) - りゅうあさん» 初めまして!!! コメントありがとうございます(#^.^#) 前回から!!嬉しい限りです(/_;) フルートで熊蜂の飛行とかころすきですよね(笑) ありがとうございます!! 頑張ります!!! また見に来て下さい♪ (2015年1月6日 19時) (レス) id: dbf632bbf0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうあ(プロフ) - 初めまして!前回から応援させてもらっています!とっても面白いです!私もフルート吹いているんですけど熊ん蜂の飛行ってヤバイですよね(笑)これからも頑張って下さい!! (2015年1月6日 18時) (レス) id: 91aca07ebe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:南海 | 作成日時:2014年12月24日 22時

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