【ﾊｲｷｭｰ!!】私は吹奏楽部です。

４６話 ページ5

「煽ってんのかテメェエエエェェエエ!!!!」

「ワアアアアアスイマセン!!!! スイマセン!!!!」



「ふっざけんな!!! そんなあからさまに煽られてな、俺が行くと思ってんのか


　練習何時からだオラア!!!!!」


「スイマ・・・・え」





「ほら、何ぼけっとしてんの、行くわよA」

「ス、スミマセン」

――――あのメガネの人、烏野バレー部の人・・・、






「ここが烏野、ねぇ」

汐音がほぉー、と声を漏らした

「女子の制服が可愛い!!」「男子が学ラン!!!!」

慧麻とトランペット担当の３年、村山朱音(ﾑﾗﾔﾏ ｱｶﾈ)がつい叫んだ


「青城も負けてないと思います!!!」


Aも笑顔で返した



結海と汐音は思わずため息が出た



「結海、こいつらって高校生だっけ」

「はい、とりあえず・・・・」



そんなやり取りを見ていた２年パーカッション(打楽器)の服部美香(ﾊｯﾄﾘ ﾐｶ)と

コントラバスの一条佳奈(ｲﾁｼﾞｮｳ ｶﾅ)も顔を見合わせ、ついフフ、と笑った



「青城吹部は今日も元気です、ってヤツ？」

「そうだね」


「ほら行くわよー」


「「「「「「はい!!」」」」」」




今日はAたち青城吹奏楽部員の精鋭６人が烏野吹奏楽部に

教えに行く日





彼女らの顔は清々しく、

それに似て空も綺麗な青空だった

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