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70話 ページ30

「「失礼します」」



Aと愛梨がバルコニーへと入っていくと、

すでに小鳥遊(兄)がバンジャの記者と談笑していた



「青葉城西高校1年の橘Aです、よろしくお願いします」



ふわりと微笑みかけたA



「あぁ、僕は月野大輔(ダイスケ)

 青城にいる汐音の弟だよ」



「えええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!!???」



大声を上げたA



「あはは・・・・うん、橘さんの話はよく聞くよ

 姉がほんとにべた褒めしてて・・・・」



「ぁあ、ありがとうございます・・・・!!!!」



「よし、じゃあよろしくお願いします!!」



「「お願いします!!!」」




「・・・・・」

――――お兄ちゃん頼むからAに手を出さないでよ・・・・!!!


愛梨は失礼します、と言ってバルコニーから出ていった





「まず最初に、お二人は何時頃から音楽とかを?」



「俺は小1からピアノやってて、確か・・・・

 小4くらいから本格的にサックス始めました」


ドヤ顔の小鳥遊


「す、すごいですね小鳥遊先輩・・・・」



思わず笑顔が引きつってしまうA



「Aさんは?」



大輔がAに尋ねた



「わ、私は・・・・その・・・・

 中学の部活から本格的に、っていう感じで・・・・

 レッスンとか、年に1回くらいしか受けてないですし・・・・」



「「え」」



「ここだけの話ですけど、最初1週間はアルサクやってて・・・・

 私、ピアノ習ったことなくて、ピアノ習いたいなーって感じなんですけど・・・・」



「「・・・・・・え」」



「ホントにお恥ずかしいです・・・・・」



俯きつつ答えるA



目を白黒させて再び訪ねる大輔



「で、でも絶対音感持ってますよね・・・・!?」

「絶対音感だなんてそんな!!!」



小鳥遊の目が光り、サックスを構える



「♪」「A(ラ)」「♪」「Fis(ファ#)」「♪」「C(ド)」



サックスの音階を瞬時に言い当てるA



「生まれつきってすごいね・・・・」



男二人が思わず「ほぉー」と声を漏らした


Aはむふ、と笑った

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南海(プロフ) - りゅうあさん» 初めまして!!! コメントありがとうございます(#^.^#) 前回から!!嬉しい限りです(/_;) フルートで熊蜂の飛行とかころすきですよね(笑) ありがとうございます!! 頑張ります!!! また見に来て下さい♪ (2015年1月6日 19時) (レス) id: dbf632bbf0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうあ(プロフ) - 初めまして!前回から応援させてもらっています!とっても面白いです!私もフルート吹いているんですけど熊ん蜂の飛行ってヤバイですよね(笑)これからも頑張って下さい!! (2015年1月6日 18時) (レス) id: 91aca07ebe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:南海 | 作成日時:2014年12月24日 22時

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