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63話 ページ23

「・・・・おかしいって何がだよ」




岩泉が少しだけ強めにいった




「だってさ、・・・・・」



及川は、岩泉からAを奪うように引き寄せ


強く、強く抱きしめる



「お・・・及川さ、ん、」




.






.






「俺、ずっと【天才は完璧だ】って思ってたんだもん」





.





.






「天才は完璧で、悩みもなくって、気楽な人生送ってんだろうなって思ってたのに


 Aちゃん見たら全然そんなことなかったじゃん」




「・・・・、ふふ」




Aは少し笑ってこう答えた




「飛雄ちゃんみたいに、後先考えなかったらそりゃだれでも気楽に生きてけますよ

 【天才】も誰だっていいものじゃないですよ

 その才能が悲しいものになってしまう人だっていますから、

 忘れちゃだめですよ」




及川の腕からスルリと抜けるA




その瞬間、いつものように電話が鳴った




「・・・、またか・・・・次h月野先生!!!!??

 もしもし!!!! 橘です!!!」



『あーこんな時間にごめんね!

 Aのゴールデンウィークの予定を教えとこう、と思って』



岩泉と及川が呆気にとられる



「ありがとうございます、」



『いくわよー、

 ・・・・まず、とりあえず白鳥沢と、『音駒』に教えに行くってこと

 あ、音駒はこっちに来るっていうから

 んーと、確か音駒の男バレと一緒に来るそうだし、

 烏野と練習試合するそうだからついでに見てったらいんじゃないかな!

 白鳥沢に行くときは【くれぐれも】、【あの】先生に気をつけなさいよ』




「は・・・・はい・・・・・、」




『あーもしかしたらもっと増えるかもだからー、

 A人気過ぎてやばくってねー、もう

 そういえば、【バンドジャーナル】がAと【あの子】を取材したいって言ってたわよー』




「バンドジャーナル!!!!!???? え!!!??? あれですか!!!???

 あの毎月出てる吹奏楽雑誌の!!!!」



ぶはっ、と吹き出す汐音



『それ以外に何があんのよ、もう

 でも、【あの子】も一緒だからね?』



「【あの子】・・・・小鳥遊 一樹(タカナシ イツキ)さん、ですよね」



『そうそう、アルサクのね』



はてなマークを浮かべている岩泉と及川

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南海(プロフ) - りゅうあさん» 初めまして!!! コメントありがとうございます(#^.^#) 前回から!!嬉しい限りです(/_;) フルートで熊蜂の飛行とかころすきですよね(笑) ありがとうございます!! 頑張ります!!! また見に来て下さい♪ (2015年1月6日 19時) (レス) id: dbf632bbf0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうあ(プロフ) - 初めまして!前回から応援させてもらっています!とっても面白いです!私もフルート吹いているんですけど熊ん蜂の飛行ってヤバイですよね(笑)これからも頑張って下さい!! (2015年1月6日 18時) (レス) id: 91aca07ebe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:南海 | 作成日時:2014年12月24日 22時

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