６２話 ページ22
「今全部吐いとかないと、お前『また』壊れるぞ!!!?」
岩泉はものすごい形相
「もう、壊れたんで大丈夫です」
Aの目には光がないように見えた
「ど、どういうこと!?」
及川は慌てている
「お前っ・・・・・っ」
岩泉は「知らなかったのか」の言葉を言う代わりに
大きく息を吐いた
.
「一回精神崩壊してるぞ、A」
.
Aはぽろぽろと涙を流し続ける
「テメェはなんも知らねぇかもしれないけどな、
俺は１度Aから高校についての相談を受けた」
及川は驚きで目を少し開く
「その時はもうコイツ精神危なかったぞ
・・・・な、A」
「・・・・そ、ですね」
ぼそ、といったA
「ざっくりいうと高校どうしよう、ってやつだな」
「ほ、ほんとにざっくりだね!?」
「だがそのレベルが凡人の
『高校どうしよっかなぁ』っていう単純なレベルじゃねーんだよ」
だんだんと重々しくなっていく空気
.
「まぁ良いじゃないですか、こう決まったことですし」
.
陽気な声がその空気に響いた
二人はAを凝視する
「もう高校は決めて入学したことですし
次の悩みは将来の事ですね、あははっ」
Aのかわいた自嘲的な笑い
.
.
その場に訪れる沈黙
それを破ったのは及川だった
.
.
「ははっ、おかしいなぁ」
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南海(プロフ) - りゅうあさん» 初めまして!!! コメントありがとうございます(#^.^#) 前回から!!嬉しい限りです(/_;) フルートで熊蜂の飛行とかころすきですよね(笑) ありがとうございます!! 頑張ります!!! また見に来て下さい♪ (2015年1月6日 19時) (
レス) id: dbf632bbf0 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうあ(プロフ) - 初めまして！前回から応援させてもらっています！とっても面白いです！私もフルート吹いているんですけど熊ん蜂の飛行ってヤバイですよね（笑）これからも頑張って下さい!! (2015年1月6日 18時) (レス) id: 91aca07ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南海 | 作成日時：2014年12月24日 22時
