41話 ページ44
亜夢「べ…別にだれも!神頼みとかくっだらないしそもそも恋とか男子とか興味ないし!お先」
麗奈『あ!待ってよ!』
亜夢「も〜!なんなの!あたしってばやだやだ!最低!好きなのは王子一筋のはずなのに!なんで色んな顔が浮かんじゃったんだよ!」
麗奈『まぁまぁ落ち着いてよ。ほら深呼吸』
亜夢「こうなったらなでしこだよ!私の気持ち一番分かってくれるもん!」
麗奈『あ!ちょっと!』
亜夢「勢いで来ちゃったけど…」
麗奈『で…なんで私まで…』
亜夢「だって不安なんだもん!」
麗奈『一番の親友でしょ?大丈夫よ!とりあえず呼び鈴鳴らそ』
するとばぁやさんが出てきた
ばぁや「坊ちゃま!なぎひこ坊ちゃま!」
麗奈『あ…亜夢ごめんね…用事できたから帰るよ』
亜夢「えっ!あ麗奈?」
ばぁや「一体どこへ…皆様もうお集まりになっていらっしゃるのに…あぁ!」
亜夢「あの坊ちゃまって?」
ばぁや「えっと…あの…その…」
??「呼んだ?」
ばぁや「はっ…」
亜夢「えっ」
??「僕ならここに居るよ」
散歩中
レナ「麗奈ちゃん良かったの?二人にして」
麗奈『うん…なんとなくね…もう弱い自分じゃないから』
ミル「ちょっとどこか寄りませんか?」
麗奈『そうだね。せっかくだし縁結び神社にでも行く?』
かりん「そうしましょう」
縁結び神社
麗奈『(二礼二拍手一礼…それから…願い事…どうかなぎひこがいつまでも幸せであり続けますように…)』
レナ「麗奈ちゃん…大丈夫?」
麗奈『ん?なにが?』
レナ「いや…なんでもない…!?麗奈ちゃん隠れて!」
麗奈『えっ?ちょっと!』
するとあむとなぎひこがやってきた…なるほどそういうことね…
亜夢「私お参りやめておこうかな…こんなフラフラした気持ちじゃ縁結びの神様に怒られちゃいそう」
なぎひこ「好きってどこから恋になるんだろうね。友達としての好き、憧れとしての好き、好きにも色々あるだろ?好きが本当の恋に変わる境界線って一体どこなんだろう。あむちゃんは王子のどこを好きになったの?」
亜夢「転校してきたときにガーディアン総会で王子を見たときかっこいいなって思って…それで…」
なぎひこ「そっか…じゃあ…本当の王子を知って好きになったわけじゃないんだね…」
麗奈『(はぁ…なるほど…恋愛相談的なやつか…さて私も帰ろ)』
なぎひこ「麗奈ちゃん…いるんでしょ?」
麗奈『ゔっ…気づいてたんだ…』
なぎひこ「そりゃ彼氏ですから」
麗奈『はいはい…でどうしたの?』
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作者名:みゆ | 作成日時:2023年10月10日 18時