今日:28 hit、昨日:0 hit、合計:9,297 hit
小｜中｜大
007 レトルト 「舞踊家」 ページ9
付いていくと、大きめの和風な一軒屋が見えてきた。
平屋なのかな？ 横にあるし、縦は二階建てのよう。
取り合えず、でかい。
「此処？」
「そううやけど」
「家族と？」
「ううん、一人暮らし」
一人暮らしにしては大きくないです？
「ねえ、琉麻は何してる人？」
「え、大天使。」
「真面目に答えて」
「…踊ってる」
「踊り手？」
「元は歌舞伎やってる家だからね。俺は歌舞伎じゃなくて、舞踊家」
「へぇ…」
家の中に案内されると、いきなり大きな和室が姿を現した。
…リビングだよね。十五畳ぐらいありそうだけど。
「…俺、引っ越したいんだけどね。
稽古するのにちょうどいいし、親父が買ってくれたんだ」
「へえ…」
「二階に洋室のリビングがあるから、そっちでやろ」
さらに奥へ。
階段に行く前にチラッとほかの和室とは違うのが見えた。
あれが稽古のところなんだろう。
008 アークエンジェル 「なんでだろ」→←006 レトルト 「見たい？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：実況者
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華南(プロフ) - 面白かったですー！続きが気になります(*‘ω‘ *)更新頑張ってください♪応援してます！ (2015年3月5日 1時) (
レス) id: 63fd8899a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みけ | 作成日時：2015年3月4日 22時
