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俺があの人と出会ったのは、小学一年生の時だった




「伏黒恵くん…だよね」




学校から帰ると家の前に白髪の怪しい男と髪の長い女の人が居て。




「アンタら誰?」



「…ていうか、何その顔」




変な顔をして、 " いや、ソックリだなと " と言う男。



その隣で女の人は今にも泣きそうな顔をしていたことを







9年経った今でも鮮明に覚えている
























2018年 6月





『_____で、このとき…』





風に揺れる長い茶色の髪

チョークを持つ白い手



授業の50分間 俺は彼女から目が離せなかった



出張で授業ができない、という五条先生に代わって俺らに授業をしてくれたのは三年担任の上田 Aさん。



Aさんには幼少期から良くしてもらっていて、いつからかそういう風に…







…好きに、なっていた




『じゃあここ…はい、恵』


「え?」


『え、じゃなくて。うそ、聞いてなかったの?』


「…すいません」


『次から気を付けてね、じゃあ代わりに〜野薔薇!』



そうだ 今は授業中だろ。


なにやってんだ…と思いながら彼女から教科書に目線を移すと、隣の虎杖に小声で話しかけられる



「伏黒が話聞いてねーとか珍しいな。どったの?」


「…別に、」


「ふーん…?」






……Aさんに見惚れてて話聞いてませんでした、なんて言えるかよ









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きむだんご(プロフ) - 美園さん» ありがとうございます〜!! (2021年3月13日 13時) (レス) id: e8672fdeaa (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - 恵!可愛いいなおい!夢主ちゃん好き!がんばってください! (2021年3月13日 8時) (レス) id: 0b7aaa97b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きむだんご | 作成日時:2021年3月9日 23時

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