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47:練習 ページ9







「もっと力抜いて。僕死ぬよ」


『こ、こんな感じ?』


「それじゃ弱すぎ」


『こう?!』


「A 後ろ」



振り返ると二級くらいの呪霊が私に襲いかかろうとしてきていて、急いで刀を振り下ろす




「そうそう、攻撃してる時も術式の方の意識は緩めない。その感じね』



『はい…まじ頭疲れる……』


「っはは笑 学生だった時の自分思い出すね」



その言葉に驚きながら呪力を調整する



『え?先生もこんな苦戦したことあんの?』



「僕の無下限術式は死ぬほど頭使うの。

そうだね…反転術式は流石に苦戦したかな」



『…ああ、そっち。』




そんなの私からしたらまだ先の先ですけど。


聞いた自分が馬鹿だったな。























任務…というより訓練は朝から夜まで続いた


仮にも特級術師の先生が私につきっきりで大丈夫なの?って思ったけど、

「ま、なんとかなるっしょ〜」とのこと。



……建人さん辺りに任務押し付けてんだろうな




「コツ掴めたね。もう十分上手くできてるよ」


『上手い?!ほんと?!』


「うん、今日の稽古はこれで終わり!
お疲れサマンサ〜」



『やったあ…』



ヘナヘナと座り込み電話をかける



相手はもちろん、







『やっほ〜。愛しの伏黒恵くん♡』





「お疲れ」


『いやもうちょっとマシなリアクションできないの?』


「できない。で、何の用だよ」



『今日の疲れを君の声で癒してもらおうかと思って』


「…今どこ?」


『まだ全然任務先』


「最寄りは?迎え行く」



『ほんと?!』



勢いよく立ち上がると先生に「青春だね〜」って笑われてなんか恥ずかしくなる



『え、えっと…最寄りね、△△駅』


「分かった すぐいく」



じゃあ、と切られたスマホを見つめる



「恵、なんだって?」


『駅まで迎えきてくれるって!』


「よかったね、じゃあ駅までは僕が送るよ」


『ありがとせんせ〜』









48:過去と未来→←46:おかえり



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Koharu(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!こういうのを求めてました!よければまたいつか更新して頂きたいです! (1月20日 13時) (レス) @page36 id: 6d361b0b5a (このIDを非表示/違反報告)
氷姫 - スッゴいこの作品好きで、大分前からみてます!応援します! (2022年10月29日 10時) (レス) @page36 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
- 初めてまして!コメント失礼します。私は伏黒恵くんの夢小説は初めて読んだのですが貴方様のおかげで一気に沼りました!どうか、ずっと待っている読者様のために続きを書いてくださることを願います。 (2022年9月18日 23時) (レス) @page34 id: 64c6fd4413 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - めちゃくちゃ面白いので更新再開して欲しいです!! (2022年2月12日 6時) (レス) @page36 id: 64bb885ea9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - すごくおもしろいです!続き楽しみにしてますね♡ (2022年1月24日 10時) (レス) id: b67279cd9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きむだんご | 作成日時:2021年2月5日 23時

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