61:オフ ページ23
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…
明日は久しぶりに伏黒と一緒のオフ。
帰り道で一緒に過ごす約束したんだ〜
任務ですら二人で行くことも最近なかったし、
デートだってお互い怪我してたりオフがなかなか被らなかったりで、まともにしてなかったからまじ楽しみ。
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『てことでさ、一緒に寝てい?』
「は?」
『いーじゃんいーじゃん〜たまには甘えても!』
半ば強引に部屋に突入し、伏黒の手を引っ張って同じベッドに入る
「ったく…来るなら前もって連絡でも寄越せよ」
『急に会いたくなったんだもん、仕方ないでしょ』
「あっそ…」
…半分ほんと、半分嘘。
最近夜泣いてばっかだから一人でいたくなかったの
『…ねえ伏黒』
布団の中で彼の手を握る
「どうした?」
『、あ〜あした!明日なにする?』
「…?俺の部屋でのんびりしようってお前が言ったんだろ」
『そうだっけ…?』
素で忘れてた、割とまじで疲れてるのかもしれない。
そんな時私のスマホが鳴る
『ちょっとごめん』
「ん」
『…いや、だから離して?』
「なんで?」
なんで…?
なんでってそりゃ悟先生との会話聞かれたくないからだよ、変な誤解招きそうだから言わないけど!!
「…嘘だよ、行ってこい」
離れた手に寂しさを覚えながらも廊下に出て悟先生からの電話をとった
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『はいなんでしょうか』
「え、なんか怒ってる?」
『…べっつに〜。どうしたの?』
「いやー今度ちょっと遠出の任務行ってもらうんだけどさあ、僕はついてあげられないんだよね。
だから恵たちにちゃんと話したのかなって思って」
『…まだ』
ああ、そのことか。
話さなきゃとは何度も思ったし、
野薔薇に「そういえばなんであの呪詛師達、あんたのこと探してたのかしらね」とかそういう話題を振られたことはあったけどはぐらかしてた。
伏黒にもさっき言いそびれたし…
「大丈夫だよ、みんなそんなことでAのこと軽蔑するような子達じゃないでしょ?」
『うん…ありがとう、心配してくれて』
「大事な生徒を心配するのは当たり前さ」
『はいはい。グレートティーチャー五条だもんね笑』
じゃあね、って電話を切ると私は静かに伏黒の部屋に戻った
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Koharu(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!こういうのを求めてました!よければまたいつか更新して頂きたいです! (1月20日 13時) (レス) @page36 id: 6d361b0b5a (このIDを非表示/違反報告)
氷姫 - スッゴいこの作品好きで、大分前からみてます!応援します! (2022年10月29日 10時) (レス) @page36 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
ま - 初めてまして!コメント失礼します。私は伏黒恵くんの夢小説は初めて読んだのですが貴方様のおかげで一気に沼りました!どうか、ずっと待っている読者様のために続きを書いてくださることを願います。 (2022年9月18日 23時) (レス) @page34 id: 64c6fd4413 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - めちゃくちゃ面白いので更新再開して欲しいです!! (2022年2月12日 6時) (レス) @page36 id: 64bb885ea9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - すごくおもしろいです!続き楽しみにしてますね♡ (2022年1月24日 10時) (レス) id: b67279cd9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きむだんご | 作成日時:2021年2月5日 23時