59:小沢優子 ページ21
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…
『もしもし先生?
今回は大丈夫だったよ
え?…あ うん。はいはーい』
八十八橋の呪詛師の一件があってから、任務が終わる毎に悟先生に連絡することになった。
「A、また電話?」
『んーまあね。私友達多いからさ、しょっちゅうかかってきちゃって!笑』
「…そーなん、だ」
悠仁に聞かれて咄嗟に嘘をつく
言わない方が危険だって分かってはいるけど、まだ誰にもあの話…身内が呪詛師って話はできていない
『ねえ このあとどーする?』
「直帰、伊地知さんに送ってもらう」
「俺見たい映画あんだよね〜」
「私はジバンシィの新作見にいく。Aも行く?」
『え行く!』
ということで伏黒とはその場で別れ、野薔薇と悠仁と街を歩いた
「じゃ!俺ひとりで映画まで適当に時間潰すからさ!」
『あーそっか、映画館そっち方面だもんね』
「おう。じゃあな!」
バイバーイ、と手を振って悠仁とも別れ、隣でタピオカを飲む野薔薇と二人になる
『ねえそれ美味しい?
まじでカエルの卵にしか見えないんだけど』
「あんたねえ…飲んでる時に気色悪い話すんのやめなさいよ」
『…たしかに。ごめんね♡』
「ったく…」
「あのっ」
「『?』」
突然後ろから話しかけられて野薔薇と同時に振り向く
「さっき…虎杖君と一緒にいませんでした?」
「『……へ?』」
.
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…
場所は移って近くのファミレス。
「これ、中学卒業式の私です」
『うお〜〜〜〜ガチ?!同一人物?!』
「えっ半年前でしょ?!なにがどーしたの?!」
小沢優子ちゃん。
虎杖と同中で 中学時代は太ってたんだけど、東京に越してきたストレスと成長期のおかげで見違えるほど痩せたらしい。
「つか隣、虎杖じゃん」
「卒業式の日勇気を出して一緒に撮ってもらったんです。
ほんとは連絡先とか聞きたかったんですけど東京に引っ越すの決まってたし…」
『でもさっき悠仁を見かけて…』
「はい、今の私なら…もしかしたら、なんて笑」
「え" 優子それって…」
「…つまり、そういうことね?」
「…はい、そういうことです!!」
「…あ、もしもし伊地知さん?
伏黒ってまだ乗ってます?」
手際よく伊地知さんに電話をかけ、お店の位置情報を送り、伏黒を呼ぶ野薔薇
「ちょっと待ってて、今私らより虎杖に詳しい呼んだから。」
…女子すげ……
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Koharu(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!こういうのを求めてました!よければまたいつか更新して頂きたいです! (1月20日 13時) (レス) @page36 id: 6d361b0b5a (このIDを非表示/違反報告)
氷姫 - スッゴいこの作品好きで、大分前からみてます!応援します! (2022年10月29日 10時) (レス) @page36 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
ま - 初めてまして!コメント失礼します。私は伏黒恵くんの夢小説は初めて読んだのですが貴方様のおかげで一気に沼りました!どうか、ずっと待っている読者様のために続きを書いてくださることを願います。 (2022年9月18日 23時) (レス) @page34 id: 64c6fd4413 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - めちゃくちゃ面白いので更新再開して欲しいです!! (2022年2月12日 6時) (レス) @page36 id: 64bb885ea9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - すごくおもしろいです!続き楽しみにしてますね♡ (2022年1月24日 10時) (レス) id: b67279cd9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きむだんご | 作成日時:2021年2月5日 23時