33：稽古 ページ33
．
…
『…まきさ』「だめだ。」
食い気味に断られる。
『どうして！！！もう私動けません！！』
「さっき休憩したばっかだろ」
『そうですけど…』
真希さんの体力底無しすぎる、まじむり、もう着いていけない
「高橋」
『あっ伏黒〜！！』
こっちに向かって歩いてくる彼のところに手を振りながら走っていく
「へえ…恵んとこまで走る体力はあるんだな？」
『…こ、恋は盲目っていうじゃないですか♡』
「知るか。さっさと刀握れ」
『酷い！真希さんなら分かってくれると思ったのに！』
「なんでだよバカ」
なんでって…そりゃあ真希さんは憂太先輩のこと…とかぶつぶつ言ってたら、伏黒が隣に来て言った
「昼飯できましたよ。休憩しましょう」
．
．
…
『美味しい……』
「ちょっとA！肉団子取りすぎ！私にもわけなさいよ！！」
『やだ。早い者勝ちです〜』
「クッソいつにも増して食い意地張りやがって…」
「明太子…」
「まあまあ、喧嘩すんなってー。」
「でもたしかにこの肉団子うまいな」
夏も終わりかけ、もうすぐ秋。
ということでお昼ご飯は鍋だった
「作ったの誰だ？」
「俺です。意外と簡単に作れますよ」
『？伏黒って料理できないんじゃなかったっけ』
「いや、これは前虎杖に教わった」
「「「…」」」
「虎杖の遺作…」
「それは違くねえか？」
『レシピは後世まで語り継ぐよ……』
「…語り継がなくても俺でいいならいつでも作るけど」
『………プロポーズ？！』
「違う。」
『味噌汁毎朝作る的な？！』
「だから違うっつってんだろ。聞けよ」
こんな会話をしている私たちにパンダ先輩が突っ込む
「…てかずっと気になってたんだけどさあ、
なんでお前ら付き合ってんのに名字で呼んでんの？」
．
「たしかに」
「ツナツナ」
「それは私も思った」
「…」
『…そうだね。あんまり気にしたことなかったな』
言われてみれば、って感じ。
…言われてみれば。
『…ふしぐ』「却下。」
『まだ何も言ってない！！』
「大体わかる、却下」
下の名前で呼ばれたい。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2849人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きむだんご(プロフ) - ヨッシーさん» ありがとうございます！誤字が多くて申し訳ないです、、 (2021年2月6日 18時) (
レス) id: e8672fdeaa (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - ナナミンの名前は「健人」じゃなくて「建人」ですよ〜 (2021年2月6日 13時) (レス) id: 27fe15ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
きむだんご(プロフ) - れいなちゃんさん» 絶対いい匂いですよね…私も着てみたいです（ (2021年2月3日 18時) (レス) id: 677b4ce0aa (このIDを非表示/違反報告)
れいなちゃん - 恵が名前呼んでくれたぁ！！！えカッコよすぎません？！あのタイミングで名前呼びはズルすぎでしょっ……………恵のジャージ着れるなんて！絶対にいい匂いしてるよ…あやつは笑笑 (2021年2月3日 13時) (レス) id: a79009fc6c (このIDを非表示/違反報告)
きむだんご(プロフ) - むさん» 読んでいただけて嬉しいです！！ありがとうございます…！ (2021年2月3日 2時) (レス) id: 677b4ce0aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きむだんご
| 作成日時：2021年1月16日 0時
