犬派なんだね伏黒くん２

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伏黒 side





ベッドに入って数分後



もう寝たかな、と高橋の方を向く





後ろから抱きしめても俺の腕の中にすっぽり収まる、自分よりも細くて小さい体。




それなのに同じ任務をこなしていると思うと心配になってくる






「…」






…こいつほんとに寝てるよな








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「……すきだ」






面と向かってだと照れて言えてないから。


いつ言えなくなってもおかしくない仕事だから。





自分で言ったくせに体温が上がってきて、俺は彼女を抱きしめたまま目を閉じた









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『(なっなに今の…しぬ……)』




Aちゃん、もちろん起きてた。





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…






『ん…』




目を覚ますと目の前に寝てる伏黒…



伏黒？







ああ…思い出した、昨日寂しいから一緒に居てとか言ったんだっけ




それでドキドキして寝れないなと思ってたら寝ぼけてたのか知らないけど好きって……






てか顔近い！！



布団を奪って上から被り、伏黒の胸板に顔を埋める






『…あっつ』




「くっついてるからだろ」




『、起きてたの？！』




「んー...」




起きてたって聞いたら急に自分からくっつきにいったのが恥ずかしくなって胸板を押す




「…なんで離れんの？」


『べつに…暑いし』




伏黒は「あっそ、」て言うとぐって私の腰を抱き寄せてまた距離が近くなる





「5分後に起こして」



『…りょーかい』







…気付いてないのかな。



そんなぎゅーってされたら時計も見れないんですけど









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