1:東京都立呪術高等専門学校 ページ1
.
2018年、4月。
『入学式ないとかマジありえないんだけどーーー』
「こういう学校なんだから仕方ないだろ。
あ、あともう一人女子の入学決まってるらしいぞ」
『えっなにそれ最高!!!!』
「情緒不安定か、……ってそれはいつもだったな」
3月に同じ さいたま市立浦見東中学校を卒業した私と伏黒にとって、
今日は呪術高専に入学して初めての登校日だった
『てかさ、どう?私制服似合ってる?』
「まあ」
『まあって何。可愛いとか言えないの??
そんなんだからモテないんだよ』
「別にモテたいなんて言ってな…」
『そういう伏黒はさ〜。中学の制服の方が似合ってるよね』
「…あのな。そういうの普通本人に言わねえんだよ」
『素直で可愛いの間違いでしょ』
「はいはい…」
そんないつも通りの会話をしているうちに、
" 一年 " と扉の横に書かれた教室に着いた
『…開けるよ?』
「どうぞ」
少し立て付けの悪いその扉をガラッと開けるとそこに居たのは、
.
.
「お!来たね〜」
やっほ、って教卓に寄りかかりながら手を振ってきたのは悟先生。
『え!なんでいるの!!?』
「びっくりした?」
『した!!え!!』
「ではAさん。」
騒ぐ私に先生は人さし指を立ててずい、と近づける
「どうして僕がここにいるか。知りたい?」
『知りたい。』
伏黒が呆れ顔してるけど気にしない。
「それはね、」
「僕が今日から君達一年生の担任になるから!」
『…やっぱ呪術高専サイコー!!』
「単純…」
はやくも楽しくなりそうな予感しかしてない。
.
2850人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きむだんご(プロフ) - ヨッシーさん» ありがとうございます!誤字が多くて申し訳ないです、、 (2021年2月6日 18時) (レス) id: e8672fdeaa (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - ナナミンの名前は「健人」じゃなくて「建人」ですよ〜 (2021年2月6日 13時) (レス) id: 27fe15ebd2 (このIDを非表示/違反報告)
きむだんご(プロフ) - れいなちゃんさん» 絶対いい匂いですよね…私も着てみたいです( (2021年2月3日 18時) (レス) id: 677b4ce0aa (このIDを非表示/違反報告)
れいなちゃん - 恵が名前呼んでくれたぁ!!!えカッコよすぎません?!あのタイミングで名前呼びはズルすぎでしょっ……………恵のジャージ着れるなんて!絶対にいい匂いしてるよ…あやつは笑笑 (2021年2月3日 13時) (レス) id: a79009fc6c (このIDを非表示/違反報告)
きむだんご(プロフ) - むさん» 読んでいただけて嬉しいです!!ありがとうございます…! (2021年2月3日 2時) (レス) id: 677b4ce0aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きむだんご | 作成日時:2021年1月16日 0時