第二話 ページ18
ネズミside
親族しか会えない場所をせっかく根回ししたのに全く成果が得られない
ネ『だから、あっしが親に頼んで釈放を早やめてやるって言ってんすよ。』
ぱー「俺は覚悟を決めてここにきたんだ、手出し無用だ。」
ネ『それでケツ拭いた気でいるかもしれないっすけど、下のもんはどうなんすかね〜。』
ぱー「何がいいたい...。」
ネ『いやぁ〜、戦争の火種は消さなきゃいけねぇと思いまして...ま、考えといてくださいよ。』
言いながら松葉杖をとり椅子から立ちはじめる
ぱー「...俺が刺したとこ、まだ痛むか。」
ネ『...アンタが気にすることじゃねっすよ、それじゃ。』
ぱー「あまり深入りするなよ...八中のネズミ。」
ネ『ぱーさんも意地が悪いっすね、ご忠告として受け取ってはおきます。』
手を引けって言わない辺り
本当、意地が悪い
ー
星一つない空
入り乱れたような激しい雨
まるで私の心を写したかのような天気を迎えた
8月3日午後○時○分
ジメジメした倉庫に近づくように
CB250Tの排気音が鳴った
ネ『200万出した価値、あったみたいっすね。』
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください！ (2021年7月21日 13時) (
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2021年6月6日 14時
