No.7 ページ7
私はテテさんが落ち着くまで抱きしめたまま待っていた。
TH「Aちゃん。もう大丈夫！ありがとう！」
顔を見るとそこにはさっきまで無理矢理だった笑顔が今ではとても綺麗な笑顔で私を見ていた。
「よかったです。よし、ダンス練習始めましょ」
私立ち上がってテテさんに手を差し伸べた。
彼は“うん！”と言い私の手をとった。
あ、そう言えばダンスの先生いないような。
「テテさん、ダンスの先生は？」
TH「テテって呼んで？今日は来ないよ。毎週月曜日は来ないんだ。」
「テテ。そうなんですね」
んー、どうしよ。
テテ1人で練習するのもなぁ。
TH「Aちゃん！一緒に踊ろうよ！」
「でも、振り付けわからないですし…」
TH「じゃあ、見てて！覚えたら一緒に踊ろ！」
そう言ってテテは音楽を流して踊った。
きっと、一般的にいったら上手なんだと思う。
だけど、私的には少し物足りなかった。
何回か踊ってもらうと大体は覚えてきて二人で踊るようになった。
「あ、ここなんですけどこうやった方が…」
私が意見を言うとテテは“なるほど！”って目を輝かせながら言った。
3時間くらい練習したのかな。
私たちは汗を流しながら水分補給をした。
そろそろいい時間かな。
「今日はここで終わりにしましょうか。」
やっぱりほかの人達は来なかった。
期待してたわけじゃない。
だけど、ほんのちょっとだけテテみたいに来てくれるかもなんて淡い期待を抱いてた。
多分、テテは私の表情が一瞬曇ったからなのだろう。
TH「Aちゃん！今日すっごく楽しかった！久しぶりにダンスして気持ちよかった！」
と笑顔でそう言ってくれた。
私はとても嬉しかった。
TH「また、一緒に練習してくれる？」
テテは私の顔を伺うように聞いてきた。
「もちろんです！」
私はそう言うと“やったぁ！”と言い抱きついてきた。
TH「僕、これから頑張るね！見てて！」
きっとこれからメンバーの人たちを変えるためにはたくさん傷ついたり苦労したりするだろう。
だけど、私はテテが喜んでくれるなら頑張ろうと思った。
「テテ、汗」
TH「あ」
お互い汗かいてるのに抱きついたからベトベトになってしまった。
「ふっ…あはは」
私は思わず笑ってしまった。
それにつられてテテも笑った。
この時間がこれからも続けばいいのにって思ったけどそれは心の奥に閉まった。
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ふる(プロフ) - A*さん» 照れるとか可愛いですかー！！！！ (2018年1月20日 22時) (
レス) id: 2e0c558f5b (このIDを非表示/違反報告)
ふる(プロフ) - Emi91398153さん» 本当ですか！？ああああすごく嬉しいです…ありがとうございます！ (2018年1月20日 22時) (レス) id: 2e0c558f5b (このIDを非表示/違反報告)
A* - なんか照れます...///ｷﾔｧｧｧｧｧｧ/// (2018年1月20日 7時) (レス) id: 55b9aadcae (このIDを非表示/違反報告)
Emi91398153(プロフ) - 今回もとても面白かったです。 (2018年1月20日 1時) (レス) id: e7a0d5228e (このIDを非表示/違反報告)
ふる(プロフ) - Emi91398153さん» そう言って頂いてとても嬉しいです(*´`)頑張ります！ありがとうございます(TT) (2018年1月17日 15時) (レス) id: 2e0c558f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふる | 作成日時：2018年1月5日 0時
