F4-30 ページ30
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数週間に及ぶ北海道での撮影は無事終了し
残るは東京のスタジオでの撮影のみとなり
私たちは無事東京に帰ってきた
久しぶりに帰ってきた自分のマンション
少々多い荷物を何とかして運び
ドアに鍵を差し込んで感じた違和感
ドアの鍵はなぜか開いていて
まさかと思ってガチャリとドアを開けると
何だかいい香りかする
「A帰ってきた！」
と同時に奥から大きな声を出した
紫耀くんが走ってきて
「お帰りなさい」
いきなり思いっきり抱きしめられる
「た、ただいま」
「ご飯できてるから。あ、荷物持つよ。スリッパはこっち」
忙しなく畳みかける紫耀くんに
呆気にとられながらリビングへ向かう
「お腹空いてるよね、ちょっと座ってて」
大人しく座っていると
お皿が運ばれてきて
「オムライス！」
「もう少し凝ったものにしたかったんだけどなんせ俺もさっききたばっかで」
時間なかったから簡単なものだけど
そう言って向かいに座る紫耀くん
「いただきます」
二人で手を合わせて
私が先に一口
「美味しい！」
私そう言ったのが先か
紫耀くんが私に向けたスマホが
カシャっと音をたてたのが先か
「もう」
「いいじゃん久しぶりなんだし」
悪戯に笑う久しぶりの彼に
胸が少しだけギュッとなる
あぁ私実は少し寂しかったのかなぁ
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りの(プロフ) - いつもキュンキュンしながら読ませて頂いています！これからも楽しみにしています♪ (2020年5月3日 21時) (
レス) id: e6fd1d12b5 (このIDを非表示/違反報告)
RiTa(プロフ) - この小説が好きすぎて一気に読ませていただいたのですが本当におもしろいです！更新楽しみにしているので頑張ってください！！ (2020年4月24日 9時) (レス) id: d27d5a5746 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - ちょこさん» なんてありがたいお言葉、、頑張って更新します！ (2020年4月19日 21時) (レス) id: 77f8d2d63c (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - ゆりこさん» ありがとうございます！ゆりこさんの中の紫耀くんが壊れなくてよかった(^^;ご期待に添えるよう頑張ります！ (2020年4月19日 21時) (レス) id: 77f8d2d63c (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - きらさん！最高です(≧∀≦)キュン死にしそうです！早く続きが読みたいです☆ (2020年4月13日 12時) (レス) id: 19e0224214 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きら
| 作成日時：2020年3月30日 17時
