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紫「廉がさ、Aが絶対お前のだって言っとったからーとか言って渡してきてさ」
そう言いながら
その画面をONにして見つめる平野
紫「やっぱり、ひいた？」
これ、
そう言って平野がこちらに見せた画面には
私や廉が
持ち主が平野やって確信できたもの
"この画像俺にちょうだい"
そう
あの時平野が撮った
私の写真
誰にも見せないといった
あの写真だった
紫「LINEとかのホームにしたらみんなに見られるやんか、やから待ち受けにしてみた」
そう言って笑う平野
紫「あー、なんか、ごめん。変えるわ」
別にいいのに、
喉まででかかった言葉は
口からこぼれることはなかった
隣で平野は
器用にスマホを操作して
これでええか、
そう言って当たり障りのない画像に変更していた
「話は、それ？」
私は臆病だ
自分で思いを伝えようとやってきたのに
まるで平野の話を聞くためにやってきたかのように振舞う
紫「いや、まだ続きがある」
意外にも話は終わっていなかった
紫「実はさ、スマホ忘れたんはわざとなんよね」
驚いた
やっぱり平野の考えてることは分からない
驚きが隠せなくて
思わず平野を見ると
相変わらず優しい顔のまま
紫「なんでそんなことしたんって？うーん、賭け、てきな？」
平野の思考について行けなさすぎて
やっと出てきた言葉は掠れていた
「私じゃなかったら・・・」
紫「ん？」
顔を寄せて聴き込まれるのでさえ
心臓がどうにかなりそうだ
「もし気づいたんが私とか廉じゃなかったらどうしたん？」
紫「うーん、まぁそれも含めて賭けやな」
飄々としている平野
「やっぱり、わけわからん」
素直な言葉が零れた
紫「やから何度もいいますけど、俺、単純明快な単細胞なんやって」
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きら(プロフ) - こころさん» お返事遅くなりました。。嬉しいお言葉ありがとうございます。お陰様で完結できました(^^♪良かったらこれからもよろしくお願いします。 (2019年1月30日 21時) (
レス) id: 66dcc96454 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - とても丁寧な描写ですごく読みやすくて、すぐに物語に引き込まれて一気に読んでしまいました。何度もキュンキュンするし、切なくなるし…二人が結ばれて本当によかったです！それにアナザーストーリがあって、紫耀くんサイドの気持ちもわかって続きが楽しみです！ (2019年1月28日 22時) (レス) id: 83e4350742 (このIDを非表示/違反報告)
紫耀くん大好き - きらさん» 完結までずっと読み続けます!! (2019年1月14日 9時) (レス) id: 0c4da5f577 (このIDを非表示/違反報告)
紫耀くん大好き - きらさん» 全然大丈夫です!! 忙しいときにすいませんでした!! でも、アナザーストーリーはもともとの『好き嘘』を見ているからこそ面白いですね!!(≧∀≦) 紫耀くんの感じもキュンキュンします!! 長文失礼しました！これからも更新頑張ってください(｀_´)ゞ (2019年1月14日 9時) (レス) id: 0c4da5f577 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - 平野くん大好きさん» お返事遅くなりました、すみませんm(_ _)mそう言っていただけるとほんとに嬉しいです！もうしばらくお付き合い下さい☆ (2019年1月14日 0時) (レス) id: 66dcc96454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きら
| 作成日時：2018年11月3日 21時
