恋という感情 ページ37
苦しいよ。恋が。
妹「〜〜」
深雨の配信を聴きながら、昔のことを思い出して嘆いて、病んでしまう自分に嫌になる。こんなにも、好きなのに。どうしてだよ。
甲斐田「好きだよっ、大好き。深雨が、好きなんだよ。甲斐田のこと、どうやったら意識してくれるの？」
泣くのを堪えて、届きもしない言葉を溢す。配信中に君の顔は、生き生きしていて楽しそう。可愛いな。僕は、もう何年も恋をしてなかったのに、深雨と出会って変わったんだよ。どうすれば、いいの？
長尾「晴」
弦月「晴君」
長尾や弦月には伝えた。深雨のことが好きだって、それが今は敵わないものだって。深雨には申し訳ないけど、深雨の好きな人のことも話した。1人じゃ、抱えきれないから。
2人は僕の頭を優しく撫でてくれる。その暖かさが心地良いけど、深雨にもして欲しいと、願ってしまう。
長尾「ほら、我慢すんなよ。今は全部、吐き出しちゃえよ。俺らが受け止めてやるから」
弦月「そうだよ、晴君。深雨ちゃんのことが大好きなのはね、隠したり我慢するモノじゃないの。素敵なことだから。沢山、吐き出していいよ」
あぁ、2人が居てくれて良かった。2人がいなかったら、甲斐田はとっくに壊れてたよ。
甲斐田「ふっ、う〜、、、好きなのに。甲斐田は、深雨のことが1番好きなのに。深雨にとっての、1番にならないの？」
重い愛なのかもしれない。けれど、こんなにも誰かを好きになったのが初めてで、どう制御すればいいかわかんないよ。
長尾にしがみついて、泣きじゃくる。背中に、弦月が寄り添ってくれる。深雨、好きだよ。ねぇ、気づいてよ。
兄「深雨、甲斐田の気持ちわかってるんでしょ？甲斐田、苦しそうだよ。どうするの？」
妹「どうすれば、いいのかな。ボクにとって甲斐田は、特別な存在。それは確かだよ。けど、それはお兄ちゃん達のような家族でもなく、藤士郎達のような友愛とはまた違う。1番はあの人に近い。でも、あの人のように恋焦がれてないんだよ。だから、わからないの。でも、これ以上甲斐田が泣くのは見てられないな」
兄「、、、まだ待つの？あいつの事を」
妹「ずっと、待つよ。あの人に会いたいから」
(ボクはひどい人間だ。ごめんね、甲斐田)
兄(難儀なものだな。深雨にとってあいつは、僕なんかよりも1番の存在。けれど、僕から言わせたら、あんな奴よりも甲斐田の方が深雨とお似合いなんだよね。
どうか、諦めないでよ甲斐田。君にも、まだチャンスはあるから)
作者からの感謝です。（編集を加えております）→←恋という感情
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犬塚みかこ(プロフ) - 今度から、きちんと調べてお話を書かせて頂きます。近々、こちらの話は書き直させていただきます。 (2023年1月15日 13時) (
レス) id: a87563a42f (このIDを非表示/違反報告)
犬塚みかこ(プロフ) - 紅樹さん すみません、ご指摘ありがとうございます。自分が原神初心者で、知らないことも多いなか、投稿をしてしまいました (2023年1月15日 13時) (レス) id: a87563a42f (このIDを非表示/違反報告)
紅樹(プロフ) - 細かい所ですが気になってしまいご指摘させて頂きました。 (2023年1月15日 2時) (レス) id: 0983e136c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅樹(プロフ) - 【切り抜き】すり抜け兄と豪運の妹 で原神のガチャでは2回連続のすり抜けは有り得ませんそして80連目で確定金色です (2023年1月15日 2時) (レス) id: 0983e136c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：犬塚みかこ | 作成日時：2022年12月3日 16時
