甘やかすのも程々に ページ11
時雨side
不破「まゆ会いたいよ〜」
さっきから、まゆまゆって。そろそろ鬱陶しいんですけど。もう、誰か不破君回収して欲しい。
時雨「少し静かにしてくれないかな。まだ騒ぐようならケーキ屋さん、教えないよ」
不破「うっ、それは勘弁してほしいわ。俺、まゆの小さくて可愛い口でもぐもぐしてるの好きなんやもん。ほんま可愛いんすよ。甘いの好きやから周りに花も飛んどるし」
結局惚気てるし。全くこの子は。
あ、ここのお店のチョコケーキ美味しいんだよね。
時雨「不破君、ここのケーキ美味しいよ。特にチョコケーキが」
不破「とうとう俺のまゆへの愛を無視し始めましたね。というか、このケーキ美味しそう！流石っすね、ぐれ先輩」
だって、今の君は口を開けばまゆって。黛くんが可哀想になるよ。
不破「美味しそうやな。あ、タルトも美味しそう」
ホームページに掲載されているメニューで、ケーキを物色する不破君。やっぱり、黙っていれば流石ホスト。イケメンで絵になるなぁ。
あ、、、
不破「まゆ、どっちがいいかな」
黛「どっちもだよ」
不破「へっ？」
ふっ、凄い間抜け顔。
黛「聞こえなかったの？だから、チョコケーキもタルトも食べる。勿論、不破君の奢りでね」
不破「いや、それはええけど。なんで？なんで、ここにおるの？」
黛「居たら悪い？」
不破「嫌、そんな訳ないよ！凄く嬉しい」
なんか焦ってる。本当に黛君のこと好きなんだな。必死だもん。
黛「まぁ、俺も悪かったと思って。その、、、頬痛かったでしょ？あんなに強く叩くつもりなくて」
不破「いやいや。元はと言えば俺が悪かったから。それに、黛のその貧相な力だと痛くないよ」
黛「でも、頬赤いよ」
黛君の前だと格好つかないね。なんか、ポンコツになってるよ。
不破「それよりも1人で来た？平気だった？ナンパとかされてない？」
黛「されてないよ。それよりも、早くケーキ買って帰ろ。いつまでも先輩にお世話になる訳には行かないんだから」
やっぱりいい子だね、黛くん。思いやりがあって。礼儀正しいし。
不破「そうやな。えっと、ぐれ先輩お世話になりました。バタバタしてすみません。これ、ここのお代です。ありがとうございました」
黛「不破君がお世話になりました」
不破君は黛君に引っ張られてお店を出て行った。最後は、慌ただしかったな。あと、お代なんていらないのに。一応、僕が先輩だし。
まぁ、不破君もだけど、黛君も大概だよね。嫉妬のオーラが溢れ出てたよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
犬塚みかこ(プロフ) - 今度から、きちんと調べてお話を書かせて頂きます。近々、こちらの話は書き直させていただきます。 (2023年1月15日 13時) (
レス) id: a87563a42f (このIDを非表示/違反報告)
犬塚みかこ(プロフ) - 紅樹さん すみません、ご指摘ありがとうございます。自分が原神初心者で、知らないことも多いなか、投稿をしてしまいました (2023年1月15日 13時) (レス) id: a87563a42f (このIDを非表示/違反報告)
紅樹(プロフ) - 細かい所ですが気になってしまいご指摘させて頂きました。 (2023年1月15日 2時) (レス) id: 0983e136c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅樹(プロフ) - 【切り抜き】すり抜け兄と豪運の妹 で原神のガチャでは2回連続のすり抜けは有り得ませんそして80連目で確定金色です (2023年1月15日 2時) (レス) id: 0983e136c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：犬塚みかこ | 作成日時：2022年12月3日 16時
