東隊VS斉藤隊 第一戦目 ページ37
Aside
あのビルか。トリオンはまだ有り余ってる。それに、丁度いい所に二宮さんもいる。よし、いけるっ!
A「ふぅ。施空孤月!」
二宮「っ!?
ふんっ、どこを狙って、、、!」
A「背後には気をつけないとダメですよ?」
二宮さんの背後にあるビルを狙って、斬りつける。流石に、そんな簡単に建物の下敷きになるとは思ってないけど。少しは、隙ができるでしょう?蜂の巣にされる前に、東さんを倒させててよね。
A「バイパーっ!!」
二宮「っ!?」
(狙いは、東さんか!)
間に合え!
ドンドンドン
A「嘘でしょ?」
東さんってば、自分に当たりそうなバイパーを全部イーグレットの弾で打ち消した!?そんな、細かすぎる技普通は出来ないから。
二宮「アステロイド!」
A「あー、悔しいっ!」
結局、全然ダメだっか〜。
《戦闘体活動限界
ボフッ
A「ごめん〜、負けちゃった〜」
最後、東さんだけでも倒したかったのに。ダメだった。もう、最後の方は舐めてたかな。あんな簡単に東さんが倒せるはずはないよね。
雫「お疲れ様。けど、最後のはそれでよかったよ。ほら、見てごらん」
A「え?、、、やった!よくやったよ、新くん」
雫くんに画面を共有してもらい、残りの試合を見せてもらうと、そこには東さんを倒した新くんが映っていた。やった!やった〜!!ナイスだよ〜。
雫「試合終了まで、残り30秒」
A『新くん、修!最後は逃げるだけ考えて』
この状態だと、私達の隊が勝てる!
雫「そう、簡単にはいかないか」
A「あ〜」
修が加古さんに倒されてしまった。けど、仕方ない。加古さん相手に、粘った方だよ。
ボフッ
修「あ、、、ごめんなさい。倒されてしまいました」
A「修、おつかれ。よく頑張ったね」
修「A姉さん」
頑張った。偉いね。修の頭をぐしゃぐしゃになるぐらい撫でる。
雫「試合終了。東隊は、6ポイント。俺ら斉藤隊は4ポイント。まぁ、善戦したね」
ボフッ
辻「ふぅ、、、お疲れ様でした」
A「新く〜ん!おつかれ!」
辻「うわっ!?」
あ、勢いよく新くんに抱きついてしまった。ごめん、頭打ってないよね?
雫「お疲れ様。まぁ、初のランク戦にしてはいい方だね。頑張ったね、A、修、新之助」
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作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年10月16日 1時