検索窓
今日:1 hit、昨日:11 hit、合計:3,338 hit

東隊VS斉藤隊 第一戦目 ページ34

Aside

まさか、相手に手の内を見せないはずの作戦が、修が射手として2戦目から挑む作戦になるとはね。新しいことに挑戦してみるなんて、そんな無茶なこと考えれないよ。全く、修は修なのね。

二宮「余所見とは、余裕そうだな」

A「まさか!貴方達2人相手に、そんなこと出来ませんよっ」

こちらが気を許せば、すぐに2人に落とされる。その前に、こちらから仕掛ける。大丈夫。私には、雫くんや修、新くんっていう心強い仲間がいる。今までは、守るために強くなってきた。けど、今の私は4人で東隊に勝つために強くなる!

A「旋空、、、孤月!」

ビュンッ

二宮「!
  秀次」

三輪「シールドっ」

先に、三輪先輩から倒す。

A「メテオラ」

ドンっ

三輪「くっ、、、」
  (砂埃が。前が、見えない)

今だ!今なら、二宮さんは下手に攻撃できない。ごめんね、三輪先輩。貴方に生き残られると、私が戦いづらいから。三輪先輩とは、戦いすぎてお互いを知りすぎてるからね。

A「バイパー」

ドドドド

三輪「!」

決まった、、、!

《戦闘体活動限界 緊急脱出(ベイルアウト)

二宮「ちっ。やってくれたな、斉藤」

A「あはは。最後の最後に、三輪先輩にやられましたけどね。まさか、アステロイドを撃ち込まれるなんて。お陰で、左手が使えませんよ」

これだと、フルアタックが出来ない。全く、よくあの土壇場で腕を狙って攻撃が出来るよね。流石。としか言えないわ。

雫『よくやった。けど、二宮さんに勝つ確率は極めて低い。どうする?』

A『そうだね。落とされないで、東さんを誘き寄せらればいいのだけど。難しいかな』

ほぼ、無傷の二宮さん相手にそんなこと出来ない。どうにか、二宮さんが攻め込んでくる前に東さんが見つかれば。東さんさえ落とせれば、一気に東隊の均衡は崩れる。東隊の余裕は、東さんが生きてるから生まれる。ならば、あの人がいなくなれば東隊は少なくとも焦り、不安が募る。その隙を、狙えればいいのだけど。

二宮「俺は、あいつのように優しくはない。本気でいくぞ」

A「あら?いつでも二宮さんは本気でしょ。そう簡単に、私が倒せるんですか?」

二宮さんはプライドが高く、かなりの負けず嫌い。冷静そうに見えて、簡単に挑発に乗ってくれる。ふふ、少し私と遊んでくださいよ。時間を稼がせて貰います。

東隊VS斉藤隊 第一戦目→←東隊VS斉藤隊 第一戦目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年10月16日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。