東隊VS斉藤隊 第一戦目 ページ34
Aside
まさか、相手に手の内を見せないはずの作戦が、修が射手として2戦目から挑む作戦になるとはね。新しいことに挑戦してみるなんて、そんな無茶なこと考えれないよ。全く、修は修なのね。
二宮「余所見とは、余裕そうだな」
A「まさか!貴方達2人相手に、そんなこと出来ませんよっ」
こちらが気を許せば、すぐに2人に落とされる。その前に、こちらから仕掛ける。大丈夫。私には、雫くんや修、新くんっていう心強い仲間がいる。今までは、守るために強くなってきた。けど、今の私は4人で東隊に勝つために強くなる!
A「旋空、、、孤月!」
ビュンッ
二宮「!
秀次」
三輪「シールドっ」
先に、三輪先輩から倒す。
A「メテオラ」
ドンっ
三輪「くっ、、、」
(砂埃が。前が、見えない)
今だ!今なら、二宮さんは下手に攻撃できない。ごめんね、三輪先輩。貴方に生き残られると、私が戦いづらいから。三輪先輩とは、戦いすぎてお互いを知りすぎてるからね。
A「バイパー」
ドドドド
三輪「!」
決まった、、、!
《戦闘体活動限界
二宮「ちっ。やってくれたな、斉藤」
A「あはは。最後の最後に、三輪先輩にやられましたけどね。まさか、アステロイドを撃ち込まれるなんて。お陰で、左手が使えませんよ」
これだと、フルアタックが出来ない。全く、よくあの土壇場で腕を狙って攻撃が出来るよね。流石。としか言えないわ。
雫『よくやった。けど、二宮さんに勝つ確率は極めて低い。どうする?』
A『そうだね。落とされないで、東さんを誘き寄せらればいいのだけど。難しいかな』
ほぼ、無傷の二宮さん相手にそんなこと出来ない。どうにか、二宮さんが攻め込んでくる前に東さんが見つかれば。東さんさえ落とせれば、一気に東隊の均衡は崩れる。東隊の余裕は、東さんが生きてるから生まれる。ならば、あの人がいなくなれば東隊は少なくとも焦り、不安が募る。その隙を、狙えればいいのだけど。
二宮「俺は、あいつのように優しくはない。本気でいくぞ」
A「あら?いつでも二宮さんは本気でしょ。そう簡単に、私が倒せるんですか?」
二宮さんはプライドが高く、かなりの負けず嫌い。冷静そうに見えて、簡単に挑発に乗ってくれる。ふふ、少し私と遊んでくださいよ。時間を稼がせて貰います。
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作者名:犬塚みかこ | 作成日時:2022年10月16日 1時