King ＆ Princeのマネージャー。 (ページ4)

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廉とページ4

｢……は？｣

廉｢だーから、もうすぐで海人の誕生日やから、一緒にパーティーせぇへんって｣

仕事が終わり、楽屋でのんびりしていると廉が楽屋に入ってきた。

｢4月3日？｣

廉｢うん。A休みやろ？｣

｢なんで知ってるの？｣

廉｢打ち合わせで聞いたんや。なー来てくれるやろ？｣

｢その日はスタッフさんと飲みに行くから｣

廉｢嘘やん！｣

｢ホントですー。それに用事あります。まぁー海人にはごめんって

言っといて｣

廉｢海人かわいそうやん、、、｣

｢いやいや、マネージャーの私が加わっても楽しくないし。｣

廉｢ふぅーん。Aってなんで全部誘い断るわけ？｣

｢だって、マネージャーだし｣

廉｢そんなのカンケーないじゃん。｣

｢関係あるの。もし、ファンと遭遇したらどうするわけ？｣

廉｢そしたら、、、マネージャーって言うし！｣

｢私まだ高校生だから多分意味ないよ。それに写真とられたら

終わりだし。｣

と言うと廉は無言になる。

｢残念だけど、誘いとかは何もかもバツだから｣

廉｢じゃあなんでスタッフさんの誘いはいいわけ？｣

｢それは……一応仕事仲間だし？｣

廉｢俺も仕事仲間やん｣

｢そうだけど…｣

正直なことを言われて黙る。

廉｢A俺たちに距離とってる？｣

ギクッ

｢とってないよ！｣

廉｢……そっ。｣

｢そうだよー。ってか廉、顔ビショビショだよ。ちゃんと汗吹かないと｣

廉｢おぉマジだ。｣

｢それに風邪ひくよ。｣

廉｢Aタオル持ってない？｣

｢あーあるよ！私のカバンの中に入ってるからだしていいから｣

廉｢おう。｣

というと廉は私のカバンから１枚タオルを取り出す。

廉｢サンキュー。洗って返すな｣

｢洗って返さないと流石に嫌だよ。｣

廉｢じゃあな｣

と言って楽屋を出ていった廉。

｢あぶない……｣

この時は知らなかった。

廉が私の反応に気づいていたなんて――