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『私はパスって言った』
そう言い帰ろうとするA
土方「ちょっと待てぇぇぇぇぇ!同じ意味じゃねえか!」
『あーそうだなー』
沖田「何でですかィ」
土方「A、お前去年も来なかったろうが、今年は来い」
『じゃ来年は行くよ』
沖田「Aさん・・・・・その前の年も来てないですぜ」
『・・・・・余計なこと思い出すなや』
近藤「よーし!Aちゃん!今年からは参加してもらうぞ!これ局長命令!局長の言う事は絶対!」
『・・・・・何、企んでんだ近藤さん』
近藤「え?企んでる?何を?そ、そんな訳ないじゃないか!俺はAちゃんに素直に来てほしいだけだよ?うん、そうだよ?」
『いや、絶対なんかあんだろ、そのキョドり方』
土方「まあ、近藤さんが何を企んでんのかは知らんがA、今年は来いよ」
沖田「そうですぜAさん、もし近藤さんがお酒で失態でも起こそうもんなら補佐官であるAさんの責任にもなりやすよ」
『トシと総悟が居れば大丈夫だろ、それに苦手なんだよ大勢でワイワイ騒ぐのとか』
沖田「別にワイワイ騒がなくていいでしょ、俺はAさんが来て居てくれるだけで嬉しいです、近藤さんや他の野郎共は土方に任せて二人でしっぽり飲みましょうAさん」
土方「何で俺が野郎共の面倒見なきゃいけねえんだよ!」
沖田「土方さん、あんたなら出来ます、自信持ってくだせェ」
土方は沖田の言葉を聞き眉間にシワを寄せていた
『あーもう分かった、行くから』
近藤「本当か!?!Aちゃん!!!」
『ああ、でも・・・・』
笑顔でAは近藤に言い放つ
『何か企んでたって分かったら四分の三殺しね?近藤さん?』
土方、沖田「「・・・・・・・」」
いがみ合っていた二人もAの笑顔に恐怖を感じ黙って見つめていた
近藤「・・・・・・は、はい!」
Aの圧力に近藤は返事をすることしか出来なかった
Aはその返事を聞くと部屋から出て行った
土方「近藤さん、本当に何の企みもねえんだな?Aの目、
近藤「あ、あ、ああ・・・そんな企みな、なんて、ある訳な、ないじゃないか!トシ!あ、ははははは、」
汗をダラダラ流しながら近藤も部屋を出て行った
沖田「本当、嘘が下手ですねィ近藤さんは」
土方「ああ・・・・・ありゃ四分の三殺し決定だな」
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あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます!花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです! (2019年8月2日 18時) (レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い!これからも頑張って下さい! (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あられ | 作成日時:2018年6月7日 2時