（何でも摂りすぎは良くない） ページ21
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ある日沖田はとてつもなく不機嫌であった
『おい、そこの醤油取ってトシ』
土方「ああ・・・・ほらよ」
沖田「・・・・・・・・・」
『どうした、総悟、ぼーっとしてたらそのおかずにマヨネーズかけるぞ？』
土方「おいA、マヨネーズを罰ゲームみたいに言うから！むしろ逆だろ、ご褒美だろうが」
『は？馬鹿なの？マヨ摂りすぎで馬鹿になったのか』
沖田「・・・・・・いつから土方さんトシって呼ばれてんでさァ」
そこまで黙って二人の会話を聞いていた沖田は口を開いた
『あーいつからだっけ』
土方「・・・・・んな事どうでもいいだろうが」
沖田「いいや、どうでも良くねえでさァ」
『おーいどしたー』
沖田「で何でAさんが土方さんを名前で？」
『そりゃこいつが！ッブフォ！』
咄嗟にAの口を押さえる土方
その手をすぐにAが剥がす
『何、いきなり止めろ』
沖田「で、Aさん教えてくだせェ、あんたは黙っててくだせェよ？土方さん」
土方「・・・・・・」
『どうした、そんな眉間にシワ寄せて・・・まあ、あれだよトシも総悟みたいに呼び方変えろって言うから・・・私はクソマヨラートッシーて決めたんだけど長いから却下されて、近藤さんと同じ呼び方にした、だけだけど？』
沖田「へー・・・・土方さんが」
Aの話を聞いた沖田は土方を横目で見る
土方「・・・・・ご馳走さん」
そう言い食べた食器を持ちその場から立ち去る土方
『・・・・・なんだあれ』
沖田「・・・・・なんでしょうねェ」
『いや、なんでしょうねぇって・・・・・ご馳走さまー』
Aも食べ終わり席を立った
沖田「Aさん」
去ろうとするAを呼び止める
『ん？』
Aが振り向くとすぐ前に沖田の顔があった
沖田「・・・・・・」
『・・・・・何』
沖田「・・・・・あんた本当に自分のことに無頓着ですねィ」
至近距離でそう言い放ちスタスタと食堂を出る沖田
『は？何かすごいムカつくんだけど・・・・』
沖田の後ろ姿を見ながら呟いた
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あられ(プロフ) - 雨散さん» こちらにもコメントありがとうございます！花見篇好きで色々変えてしまいましたがw嬉しいです！ (2019年8月2日 18時) (
レス) id: d6dbd9bb69 (このIDを非表示/違反報告)
雨散 - 花見篇面白い！これからも頑張って下さい！ (2019年8月2日 13時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ | 作成日時：2018年6月7日 2時
