【銀魂】ツンデレ割合9：1女の日常__part1.

（気にくわねえ奴） ページ42

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沖田「(気に食わねえ・・・昔から土方(あいつ)は気に食わねえ奴だった)」


真選組屯所内の稽古場で１人稽古している土方ががいた


沖田「土方さーん、一手ご教授してもらってもいいですかねィ」



土方「・・・・・・・・」


稽古場には２人の竹刀の合わさる乾いた音が響く



『・・・・・・』
Aは稽古場の外で壁に寄りかかりながらタバコを吸い中に居る２人の会話を聞いていた
蔵場当馬の屋敷での土方の様子がおかしいと感じAも調べていた




沖田「最近、随分と姉上の周りを嗅ぎまわってるようで・・・一体、どういうつもりなんですかねィ」


土方へ次々と竹刀を振り上げる沖田とは対照的に土方は受け身だった


沖田「これ以上、姉上の幸せをぶち壊すのは・・・・・止めてもらいてェんですが」

するとそれまで黙っていた土方が口を開く



土方「転海屋・・・・・攘夷浪士に密輸で仕入れた武器を高値で売りさばいてやがる・・・あれァ闇商人だ」


沖田「・・・・・・・」


土方「おめえの姉貴の旦那は・・・・俺たちの敵なんだよ」



沖田「土方さん・・・攘夷浪士たちがどんな武器を持ってようが俺たちが叩き斬りゃいい話でしょ、小せえ話だ」


沖田は土方に合わせている竹刀への力を強め言った

沖田「清濁併せ持つ技量がないと商売なんかやっていけやせんよ、それにあの人の人柄はあんたも見たでしょう、心底姉上に惚れてますよ、きっと幸せに・・・・・」


沖田の最後の言葉を聞くと土方の眉がピクリと上がり押されていた竹刀を押し返し声を荒げた









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