久々の更新です。受験三週間前。 ページ7
私はそのままパソコンをいじりながら話した。
貴「馬鹿は何回やっても学習しない、だから面倒なヤツら全員捕まえてまとめて更生させるんだよ。」
真一郎「お前ほんと物騒だよな、可愛いのに。」
は？
え
えﾞ？
なんだコイツ可愛いか？
えっ、確かに私は女だよ？でもさ、今までかっこいいとか頼りになるーとか普通の男の子よりかっこいいとかしか言われてこなかったのよ。修学旅行とか男装したら大盛り上がりの私。
その私に可愛い？？まじで頭ぶつけたの？
貴「シンイチロー大丈夫か？どっかで頭ぶつけた？」
真一郎「失礼だな、ぶつけてねぇよ。」
貴「可哀想にどこぶつけたんだ？」
真一郎「ヨシヨシすんな俺はお前のガキか？」
私はそんなシンイチローを無視しながら頭を撫でた。
てか、そもそもおかしいんだよ。私は確かに"かっこいい"と言われるけどそれはあくまで言動に対する反応がほとんどだ。可愛いなんて行動した覚えがない。
貴「きっと頭ぶつけたんだ、しばらく寝てな。」
真一郎「ぶつけてねぇから！！てか結局任務ってなんだよ！」
そう言って私の肩を掴んでブンブン振り回す真一郎。
目の前がぐるぐる回るのが鬱陶しくなり私は合気道の容量で真一郎を投げ飛ばしてそのまま股ドンをしてみた。バトル系漫画でしか見たことない事をできるなんて便利な身体だ。
貴「文字通り、私の足になれ。」
真一郎「お前、そんなハレンチな言葉ど……ﾌﾞﾍｯ」
私は真一郎の際どい発言に一発蹴りを入れてそのまま話を続けた。
貴「交通手段、ほら私未成年だし。」
真一郎「変な所で真面目だな。」
貴「こっから面白くなるから、見てなって。」
私は少し口角を上げて笑って見せた。
貴「ほら、武道君が動き始めた。」
真一郎「おー、すげぇ。」
貴「こういう風に全部の監視カメラ映像見てて。何かあったら逐一私に報告して。じゃあ、私行くとこあるから。」
私は真一郎にそう告げて外に出た。
外はもう昼過ぎで、やけに陽の光が眩しくて。
下を向いた時、身に覚えのある光景が見えた。
日が明るい日、時計に見えるのは2月22日。
私から見える光景にはエマちゃんが見えた。
いや、エマちゃんだけじゃない。
私も血を流して倒れてる。
何度も漫画で見た光景。
私はすぐに真一郎に電話して最悪のシナリオを伝えた。
続く (更新停止中)
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はちこ(プロフ) - 更新を楽しみに待ってます！ (3月8日 15時) (
レス) id: 40d60536ce (このIDを非表示/違反報告)
祀 - いつも爆笑しながら楽しく読ませていただいてます！推しは若と場地ですが、此方にお邪魔してから真ちゃんと夢主のやりとりが好きで真ちゃんも推しになりました笑 あと、「全員ムショ送り」というパワーワード最高でした！更新楽しみにしてます♪ (2023年2月9日 12時) (レス) @page5 id: 39852127d6 (このIDを非表示/違反報告)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年1月11日 8時) (レス) @page4 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
。 - ハマりました、、、、すっっっっっっごく面白くて大好きです！わたしの毎日の楽しみです！更新楽しみにしてます！！！ (2023年1月6日 21時) (レス) id: 0fd2ab36ac (このIDを非表示/違反報告)
ｋ - ハマりました、、、、 (2023年1月6日 21時) (レス) @page4 id: 0fd2ab36ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2022年7月16日 12時
