諦めないのが結局1番の強さ ページ3
武道「そうだよ、そうだよ。で、みんな助ければ未来に戻れて。また、失敗して。また、失敗して……もういいや。」ﾎﾞｿｯ
武道「オレ、もう死のうかな。」
頭は冴えているのに何もわかんなかった。
オレがそう言った時、背中に誰かが寄りかかった。
武道「え？」
日向「大好き」
オレの背中に寄りかかったのは、ヒナだった。
武道「ヒナ？」
日向「うん。」
武道「え？ずっと聞いてたの？」
日向「うん、なんかヒナと直人、勘違いしてるみたいだったから。」
やばっ。オレ、めっちゃ未来の事話してる！！
直人に話すなって言われてたのに。
ヒナを混乱させちゃダメだから、
不安にさせちゃダメだから。
日向「武道くん、本当はいくつ？」
武道「えっと、……26。」
ヒナの言葉一つ一つが、オレの心臓を締めていく。
やばい、そう思うと冷や汗が止まらなかった。
日向「他に何も聞かないから、一つだけ教えて。
未来の武道くんは、もうヒナに"プロポーズ"しましたか？」
武道「いや…まだ。でもっ、あのっ、オレはずっと結婚できたらなって思ってて」
何言ってんだオレ！？
日向「ふーん、それってプロポーズ？」
武道「……うん！」
日向「じゃあ、ヒナ。死んでもいいよ。」
ずっと言えなかった言葉。言おうとして、君を失ってしまった言葉。やっと言えた。やっとオレから言えた。けど、もう君を失いたくない。
ヒナ……やっぱオレ諦めねぇ……っ
その時見上げた空は、すでに朝焼け色に染まり始めていた。
日向「朝になっちゃったね。」
武道「うん。」
日向「パパとママが起きる前に帰らないと！」
ヒナはそう言うとグッーっと伸びをしてから、家へと足を進めようとした。
武道「ヒナ、あのっ！今日の事だけどさ、あの、未来の話とか…」
日向「ヒナは何も聞かなかったよ。」
え？
日向「バイバイッ！」
そう言って笑うとヒナは家へと帰って行った。
ありがとう、ヒナ。
武道「よーし！やる事は山積みだ！！」
今回のタイムリープで敵はわかった！"黒川イザナ"
今まで現代にいなかったコイツが、コイツの存在がマイキー君の闇堕ちを加速させたに違いねぇ！！そして、その裏には確実に稀咲がいる！！
黒川イザナをぶっ潰して、稀咲
武道「今度こそテメェを追い詰める！！」
夏ってこんなに暑かったっけ？去年はもっと涼しかった気が……しないな。→←信念貫くのが人間が、1番かっこいい
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はちこ(プロフ) - 更新を楽しみに待ってます！ (3月8日 15時) (
レス) id: 40d60536ce (このIDを非表示/違反報告)
祀 - いつも爆笑しながら楽しく読ませていただいてます！推しは若と場地ですが、此方にお邪魔してから真ちゃんと夢主のやりとりが好きで真ちゃんも推しになりました笑 あと、「全員ムショ送り」というパワーワード最高でした！更新楽しみにしてます♪ (2023年2月9日 12時) (レス) @page5 id: 39852127d6 (このIDを非表示/違反報告)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年1月11日 8時) (レス) @page4 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
。 - ハマりました、、、、すっっっっっっごく面白くて大好きです！わたしの毎日の楽しみです！更新楽しみにしてます！！！ (2023年1月6日 21時) (レス) id: 0fd2ab36ac (このIDを非表示/違反報告)
ｋ - ハマりました、、、、 (2023年1月6日 21時) (レス) @page4 id: 0fd2ab36ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2022年7月16日 12時
