海に行く友達がいない ページ49
貴「さぁ、海へおかえり〜」
諸伏「海に帰すのになんで取ったの?」
貴「気にしたら負けよ。」
私は、捕まえた貝を海にぶん投げていた。投げ方がよく分からないので、がむしゃらに投げ込んでるけど、全然飛ばないな。
貴「諸伏ちゃん、私スライダー投げたい。投げ方わかる?」
諸伏「んーと、ボールの持ち方からだね。」
諸伏ちゃんは私に1から10まできちんと教えてくれた。
しかも、わかりやすい。そして、水着ならではハプニングみたいな事はなかった。マジで自分の身体能力の高さを恨んだ。
貴「おら゙!!」
諸伏「おぉ〜」
貴「よっし、次諸伏ちゃん行ってみよっか!」
諸伏くんは私が渡した貝を普通にぶん投げた。そして、その貝は大海原へと投げ出された。なるほど、君もフィジカルゴリラ系男子か。
貴「うん、戻ろっか。」
諸伏「もう潜らなくていいのか?」
貴「これ以上やったら手がおばぁちゃんになっちゃうよ。」
私と諸伏くんは捕まえた魚を持って自分たちのテント(班長と降谷くん作)の元へ向かった。
貴「あっ、ナタリーちゃん!!」
ナタリー「Aちゃん!こっちよ〜!」
そう、今回海に来るまでにたくさんナタリーさんとお喋りしたのでとっても仲良しになってしまった。と言うよりも、私がナタリーさんへの好意丸出しで猪突猛進しただけだけど。
貴「見て、めちゃくちゃ魚取れた!」
ナタリー「じゃあ、早速食べましょ!」
私は包丁がない事に気づき、屋台に包丁を借りに走った。伊達くんと、諸伏ちゃんは不安そうな目で私を見ていたという。
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貴「おっちゃん!魚捌きたいからちょっとだけ包丁貸してくんない!」
「おぉ!元気のいい姉ちゃんだな!いいぜ持っていきな!」
貴「おぉ、あざっす!!」
私は包丁を貸してもらい、ナタリーちゃん達のいるテントに戻ろうとしたのだが、その足は全く知らない人たちによって邪魔された。
「お姉さんめちゃくちゃ美人だね!」
「ねぇねぇ、お姉さん暇?」
「良かったら、俺らとあっちで遊ばねぇ?」
私は現在、人生初のナンパにあっております。
にしても凄いな。こんなグイグイ来て一方的に話すなんて。私まだ一言も返してないのに。幻聴でも聞こえてんのかな?
そんな事を思っていると、ナンパ男の1人に腰を引き寄せられた。
ぐーたらしてても宿題は終わらねぇよ!!→←続編希望者募集中。希望なくても進める。
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楸(プロフ) - 奏多さん» SERVAMPご存知の方がいらっしゃったとは…とっても面白いですよね(クロ推し)。最高すぎてもう影響受けまくりなんですよね。これからも執筆頑張ります! (2022年12月7日 18時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - あーちゃんさん» 初めまして。ご愛読ありがとうございます!もう秋も暮れ、寒い季節になりましたね。あーちゃんさんの記憶に私の作品が今も少しでも残っていればいいなと思っています。これからも更新頑張ります。返信が遅くなって申し訳ないです。 (2022年12月7日 18時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 「備えあれば、多少憂いあれど問題なし。」ってSERVAMPの露木修平の言葉ですよね!!SERVAMP大好きです!! (2022年8月13日 7時) (レス) @page17 id: 0e3d617791 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 初めまして!!いつも楽しみに更新待っております。この作品とても面白くて、更新が毎回待ち遠しいです。猛暑続きで暑い中ですが、無理のない程度に更新お願いします!とても面白くて主人公のキャラ大好きです!! (2022年7月20日 12時) (レス) @page43 id: 8b6cd2596f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楸 | 作成日時:2022年7月10日 22時