え、日付が月曜になってる…… ページ5
それからというもの、私は何故か人気者?になった。廊下ですれ違えば黄色い歓声。
「A先輩!これお菓子です!!どうぞ!!」
貴「ありがと、美味しくいただくね。」
調理実習があれば何故か私は男子より多く貰えた。
うん、もしかしたら風紀委員長ってモテるのかな?
私はそう思いながら、教室に大量のお菓子を持って行った。
松田「また大量に貰ったな。」
萩原「うわぁ〜、美味しそうだね!」
貴「昼休みにみんなから貰った。」
私にそう言いっていた萩も結構貰っていた。
よくそれで私のに美味しそうって言えるよね。
いいよね、萩は。そんなに食べても太らないんだから。
私なんか体積されていくのに。
貴「じんぺーちゃんは、まぁ、ドンマイ笑」
松田「ケッ、うるせぇ。」
そんな事をいいつつ貰いたかったんだろ。
まぁ、いくつか貰ってるの見たけど。
仕方ないわね、じんぺーちゃん。
貴「そんなじんぺーちゃんに私から、はい。」
松田「あ?んだこれ。ウマのマフィンか?」
萩原「それゆーならウマフィンね。」
え?ちょっと待ちなさい。
失礼よ?私レディーよ?女子なのよ?
貴「違うよ?クマだからね?」
「「あぁ〜」」
貴「あぁ〜、じゃねーよ。表出る?」
私がそう言うと、萩とじんぺーちゃんは笑っていた。
うん、可愛い。じゃなくて!!私は決心した、もっと女子力をつけて料理を完全制覇する。桂剥きすら出来る職人系女子になる。
萩原「あっ、ところで二人将来なんになる予定なの?」
貴「私は看護師かな〜、じんぺーちゃんは?」
松田「オレは、警察だな」
「「ぇぇええ!!!」」
いや、知ってたよ??
知ってたとしてもいざ聞くとなるとやっぱり驚いた。
あんなに、父さんの事で警察を嫌ってたじんぺーちゃんが。
貴「えっ、待って、えっ?あの警察嫌いのじんぺーちゃんが?」
萩原「警察官なんかぶん殴ってやるって言ってた陣平ちゃんが!?」
松田「じんぺーちゃん、じんぺーちゃんうるせぇよ!!」
そうして怒鳴るじんぺーちゃんは、幼稚園の頃からまるで変わってないようで、私は少し安心した。憎しみで全て変わらないんだということが私は嬉しかったんだと思う。
貴「そういう萩は?」
萩「んー、陣平ちゃんが警察官目指すならオレもそうしよっかな。」
貴「え、謎の疎外感……」
松田「ブフッ、ドンマイ笑」
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楸(プロフ) - 奏多さん» SERVAMPご存知の方がいらっしゃったとは…とっても面白いですよね(クロ推し)。最高すぎてもう影響受けまくりなんですよね。これからも執筆頑張ります! (2022年12月7日 18時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - あーちゃんさん» 初めまして。ご愛読ありがとうございます!もう秋も暮れ、寒い季節になりましたね。あーちゃんさんの記憶に私の作品が今も少しでも残っていればいいなと思っています。これからも更新頑張ります。返信が遅くなって申し訳ないです。 (2022年12月7日 18時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 「備えあれば、多少憂いあれど問題なし。」ってSERVAMPの露木修平の言葉ですよね!!SERVAMP大好きです!! (2022年8月13日 7時) (レス) @page17 id: 0e3d617791 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 初めまして!!いつも楽しみに更新待っております。この作品とても面白くて、更新が毎回待ち遠しいです。猛暑続きで暑い中ですが、無理のない程度に更新お願いします!とても面白くて主人公のキャラ大好きです!! (2022年7月20日 12時) (レス) @page43 id: 8b6cd2596f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楸 | 作成日時:2022年7月10日 22時