爆処の幼馴染は生き急ぎ野郎

2日前まで評価5でしたけど、すごいですね。 ページ35

私たちは今、男子風呂の掃除をしています。







はぁ、なんで私まで掃除やるなんて言っちゃったんだろ。
せっかく鬼塚さんが私の事フォローしてくれたのに、そのフォローを不意にしてしまったな。





しかも、汚すぎない？
女子風呂は綺麗だったのになんで…？









松田「ったくよォ、何で風呂場がこんなに汚れてんだ？」


伊達「だから言ったろ？週末にある体育祭の予行練習で、どの教場の奴らも泥だらけ、おまけに今日は雨ん中やってたからなぁ。」







それでもここまで汚れないって。

私はそんな事を思いながら黙々と作業していた。さすがに風呂を洗うのは、なんかシャクなので、脱衣場の方の泥を綺麗に落としていた。








降谷「そういえば、体育祭の教場旗の景のデザイン、ホントかっこよかったよ！」


諸伏「サンキュ！まぁ、警察で桜のデザインはベタかと思ったんだけどね。」


貴「私のリザードン却下されたしね。結構上手にかけたのに…。」


降谷「Aのそれは上手下手、以前の問題だと思うぞ。」









私の方をジト目で見てくる降谷くん。

最近よく私にその目を向けてくるけどなんなの？
私をそんなに泣かせたいの？泣くよ？









萩原「確か、今朝出来上がって届いたんだよな？」


松田「おう！この通り、肌身離さず持ってるぜ？」







そう言ってじんぺーちゃんは自分の体に巻いてあった旗を広げた。ふふっ、傍から見たらおむすびマンで草しか生えん。

って言ってもアンパンマンネタって誰にも通じないんだよね。幼稚園児ならめっちゃ笑ってくれるんだけど。







松田「ババーン！！」



貴「おぉ、やっぱ旗になるとテンション上がるわ」

萩原「色もいいねぇ」

諸伏「でしょ？」

降谷「体育祭が楽しみだ！」



伊達「ん？……猫の足跡？しかも少し臭うぞ……」








5人は、じんぺーちゃんが旗が出来上がった嬉しさに他の教場の人に見せびらかそうと、旗を窓から垂らそうとして風で飛ばされ、その旗を猫に踏まれ捕まえようとした所を猫に引っかかれた話をしていた。










その間、私は脱衣所を掃除していた。それもすぐに終わってしまったので、私は5人の方に戻る事にした。









みんなは集まっていて、
諸伏くんの両親の事件を話すようだった。












諸伏「Aも聞いてくれるか？みんなに話したいんだ。今から15年前、オレの中の時計の針を凍りつかせた。あの鉄の匂いが立ち籠める恐怖の夜を……」

はぁ、作者はこの作品に浮気してるよ。→←初めてのポリスメンフレンド

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