別れの日が近づいてくる ページ30
私は、幼稚園の頃じんぺーちゃんに体力の無さを指摘されたあの日から、毎日必死に鍛えてきた。
それで同レベルってどういう事よ。
この5人の方が主人公補正付いてない??
萩原「陣平ちゃんもガキの頃、よくウチの工場に来て勝手に分解したり改造したりして、俺の親父によく怒られてたよな?」
松田「ちょっとポルシェをガルウィングにしようとしただけだがな…」
ちょっとの基準がおかしいのよ。
ガルウィングって確か、車のドアの事で、普通のドアは、こう前に引くタイプだけど、ガルウィングするとスポーツカーみたいに上に開いたりできるようになるんだよね。
確か、相当部品とお金がかかるけど。
萩原「車だけじゃあきたらず、しまいには爆弾も研究しまくってたからな!」
松田「あぁ、見ただけで大体の構造はわかるぜ」
貴「それくらいなら、私もわかるけどね!」
松田「ハッ、お前不器用だからな」
貴「うるせぇ」
このスピードで走る私も中々の化け物だな。
さりげなく不器用って言われてない?私。
お菓子くらいなら作れるし、なんなら桂剥きだってできるようになったのよ?諸伏くんには負けるだろうけど料理は得意な方のはずなんだけど。
萩原「俺も機械いじり好きなだから、本当は工場を継ぎたかったんだけどな。」
諸伏「じゃあ、どうして警察官に?」
萩原「経営も順調で店舗を増やした途端に、急に経営が悪くなって結局、親父の工場潰れちまってよ。」
みんな必死で走ってる中で怖いんだけどこの人たち。
なんで普通に会話できてんの?後ろの人たち見てよ!
みんな死にかけの魚みたいな顔してるよ!!
萩原「それにひきかえ警察官は、絶対倒産しねぇだろ?」
降谷「ま、まぁ」
伊達「そりゃあ、そうだけど。」
萩原「んじゃ、ラスト…スパートかけるか?」
松田「おうよ!」
2人は「うぉぉおお!!」と叫びながら走っていった。
私は2人と離れたくないというか、負けるのが嫌なので久々に本気で走って2人を追い越した。
ゴールまで来ると、息を切らした2人の視線が私の方に向く。
松田「オマエ…ゼェゼェ……まじで、バケモンかよ。」
萩原「Aちゃん、相変わらず足早いねぇ……」
貴「2人が遅いだけ。」
そう言うと2人は目を点にしながらこっちを見た。
そして、悲しい事に2人はその後の自動二輪技能訓練で爆処のスカウトをされていた。
夏休み始まる前がやっぱり1番楽しい。→←ありがたい けど怖いよね ヒット数
543人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楸(プロフ) - 奏多さん» SERVAMPご存知の方がいらっしゃったとは…とっても面白いですよね(クロ推し)。最高すぎてもう影響受けまくりなんですよね。これからも執筆頑張ります! (2022年12月7日 18時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - あーちゃんさん» 初めまして。ご愛読ありがとうございます!もう秋も暮れ、寒い季節になりましたね。あーちゃんさんの記憶に私の作品が今も少しでも残っていればいいなと思っています。これからも更新頑張ります。返信が遅くなって申し訳ないです。 (2022年12月7日 18時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 「備えあれば、多少憂いあれど問題なし。」ってSERVAMPの露木修平の言葉ですよね!!SERVAMP大好きです!! (2022年8月13日 7時) (レス) @page17 id: 0e3d617791 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 初めまして!!いつも楽しみに更新待っております。この作品とても面白くて、更新が毎回待ち遠しいです。猛暑続きで暑い中ですが、無理のない程度に更新お願いします!とても面白くて主人公のキャラ大好きです!! (2022年7月20日 12時) (レス) @page43 id: 8b6cd2596f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:楸 | 作成日時:2022年7月10日 22時