まだ9時なので、課題を終わらせよう。 ページ21
鬼塚「逮捕術とは！日本古来の武道をベースに、被疑者及び現行犯を逮捕拘束する為に練り上げられた技術である！！」
鬼塚「有効打撃はアゴ、肩、胴、小手！
攻撃手段は突き、蹴り、逆、投げ、締め、固め、警棒、警杖、などなんでもあり！！逮捕術の神髄は己はもちろん、相手をも無傷で制圧する事である！」
今日は逮捕術の訓練だった。
班長がバッサバッサと人々を倒しているのが面白かった。
時代劇出てても絶対違和感ないと思うんだよね。
私はもう気持ち吹っ切って合コンに嵐を起こす事だけを楽しみに生きてます。
「1本！！それまで。」
その合図で、負けたじんぺーちゃんは萩の隣にドカッと座った。負けてちょっと悔しいんだろうな。
私はまだ試合をしてないのでみんなと離れた場所にいる。
松田「班長鬼強じゃねーか！」
萩原「俺なんか面が潰れたかと思ったよ」
諸伏「イテテ…」
今頃、諸伏くんは両親の事件の犯人についての情報をじんぺーちゃんから仕入れてる頃かな。諸伏くんは、いいね。自分の両親の仇を自分の手で逮捕出来て。
私は諸伏くんの事を少し、羨ましく思った。
「次、降谷！！」
降谷「はい！」
「始め！！」
そこから伊達くんと降谷くんとの激しい攻防戦が始まった。両者一歩も譲らない。本当に、一時も目が離せない。
降谷くんの攻撃で、一瞬伊達くんが怯んだ。
けれど、伊達くんが痛めていた膝を降谷くんが突く事は無かった。勿論、その隙を伊達くんが見逃すはずもなく、降谷くんは呆気なく負けてしまった。
その様子に、みんなが驚いていた。
伊達「相手をも無償で制圧する、それは制圧できた時の話だ。ガッカリだよ、降谷。」
面を外しながらそう話す伊達くんは怒っているようだった。彼の悪い癖なのだろうか。これは感情的になっている時の表情だ。
伊達「なぜ俺のヒザを打ち抜かない？どうして躊躇した？これが本物の現場なら、お前は大ケガを負い被疑者は逃走しているぞ！！」
伊達「凶悪犯に情なんて通用しねぇ、こっちが弱さを見せたら最後、とことんそこに付け込まれて待っているのは親父のような最悪の結末だけ。誰よりも強くなければ、正義は遂行できねぇんだよ！！」
伊達「俺は何か、間違った事を言っているか？」
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楸(プロフ) - 奏多さん» SERVAMPご存知の方がいらっしゃったとは…とっても面白いですよね(クロ推し)。最高すぎてもう影響受けまくりなんですよね。これからも執筆頑張ります！ (2022年12月7日 18時) (
レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - あーちゃんさん» 初めまして。ご愛読ありがとうございます！もう秋も暮れ、寒い季節になりましたね。あーちゃんさんの記憶に私の作品が今も少しでも残っていればいいなと思っています。これからも更新頑張ります。返信が遅くなって申し訳ないです。 (2022年12月7日 18時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 「備えあれば、多少憂いあれど問題なし。」ってSERVAMPの露木修平の言葉ですよね！！SERVAMP大好きです!! (2022年8月13日 7時) (レス) @page17 id: 0e3d617791 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 初めまして!!いつも楽しみに更新待っております。この作品とても面白くて、更新が毎回待ち遠しいです。猛暑続きで暑い中ですが、無理のない程度に更新お願いします！とても面白くて主人公のキャラ大好きです!! (2022年7月20日 12時) (レス) @page43 id: 8b6cd2596f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2022年7月10日 22時
