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そんな毎日が続いたある日の夜の事だった。
私はドフィとヴァイオレットが"交わっている"のを見てしまった。最悪の状況だったんだ。
私は裸足のまま走り出してしまった。
痛い
痛い
痛い
なんでこんなに痛いのに、痛いのに。
助けて、コラソン。私とっても苦しいの。
貴「コラソン…」
走りながら何度も彼の名前を呼んだ。
私は直ぐに1番遠くで眠っているディアマンテの部屋に走った。私は深呼吸をして息を整えてから彼の部屋のドアを開けた。中を見てみると、彼はまだ起きていたようだった。
「どうしたA、珍しいじゃねぇかお前の方から来るなんて。」
「寝れないから、今日はディアマンテの部屋で寝るの。」
「ドフィのところに行きゃいいだろ？」
無言の私に何かを察したディアマンテは少し笑ったように息をついて私の頭を撫でた。ディアマンテはベットに腰掛けると、ポンポンと隣を叩いた。きっと、来いってことだと思う。
私はディアマンテのベッドの中央を陣取ったの。
「ディアマンテ、香水くさい」
「嫌なら退けよ。この良さが分かんねぇなんてまだまだAもガキだな。」
「ガキじゃないもん、私もう20歳すぎてる。」
「ハハッ、歳や見た目の話じゃねぇよ。」
そう言ってディアマンテは笑ってたの。
すごく苦しかった私は、全然苦しく無くなってたの。きっとディアマンテが頭を撫でてくれたからだと思う。誰かに撫でてもらえるのはすごく嬉しいの。懐かしくなるから。
会いたいけど、会いたくない。私のお父さん。
「ディアマンテ、あのね。」
「どうしたんだ？A。」
「わたしね、何があってもドフィが大好きなの。だからね…」
続きを言おうとした時、激しい眠気に負けて私は眠ってしまった。私はまた、誰にもその言葉を言えなかったの。
ずっと伝えたかったの、私は誰かと死ぬ事は出来ないから。
「おやすみ、A」
そう言うディアマンテの声を最後に私の意識は途絶えた。
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それからしばらく私はドフィを避けた。
部屋にも帰らず食事も一緒に取らなかった。
けれど、ドフィは何としてこなかったの。
「ディアマンテ、香水やめたの？」
「お前がいたんじゃやるもんもやれねぇよ。」
私はひっそりと彼の部屋に居座っていた。
それに、ドフィの事を思わなかったら苦しくないから。
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楸(プロフ) - ユイさん» 最後の方にまだコラソン出てくる予定だから楽しみにしててぇ！！更新遅杉田玄白で申し訳ないのですがこれからも頑張ります！！ (2022年11月23日 13時) (
レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
楸(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます！大丈夫です！ただこの作者更新頻度がとてつもなく遅いよ、とだけお伝え頂ければ幸いです！ (2022年11月23日 13時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - ちょっと、友達におすすめしたいです。許可をください (2022年11月23日 11時) (レス) id: 766649bc8e (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - うわああああああコラソンんんんん！！初コメ失礼します！面白いです！これからも応援してます！投稿頑張ってください！ (2022年10月15日 18時) (レス) @page17 id: 546cca6b35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楸 | 作成日時：2022年9月27日 22時
