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46. 九十九由基 ページ48

その日は一日中、夏油君の傍にいた。

窶れていたはずの彼の顔色は徐々に戻っていた。
私はずっと夏油君に肩車をしてもらっていた。

その肩の上で私はずっとプリキュアを歌っていた。












貴「マックスはぁーと!!プリキュアプリキュア!」










夏油「Aちゃん、それもう18回目だよ。」

貴「えぇ、じゃあプリキュア5?」

夏油「え、そんなのあったっけ。」








そう言いながら私たちは自販機の前にいた。

夏油君は近くのベンチに座って黄昏ていた。
優雅なもんだな私はいっつもハラハラしてんのに。

そう思いながら私はコーラとココアを買った。












貴「はい、夏油くん。」

夏油「ありがと、Aちゃん。」









私はそう言って目元にクマが無くなった彼を見ていた。

そして足音が一つ、見覚えの無い呪力が一つ。
その時に何となく嫌な感覚に陥った。

一つはすぐに分かった、足音の正体は灰原だった。










灰原「弓削さん、夏油さん、コーラありがとうございます!!」

夏油「ははっ、全然いいよ。」

貴「そうだぞ灰原、飲め飲め〜。」








そう言って私たちはいつものように話していた。

違う事と言えば、もう一つの気配くらいだ。
私には分かる、私と同じ特級呪術師。

原作上、夏油君が闇堕ちしたもう一つの要因。

















「君が夏油君と弓削さんかな。」












特級呪術師 九十九由基















「どんな人がタイプかな?」

夏油「どちら様ですか。」









気味が悪い、身勝手な人。

私は原因療法なんて正直どうだっていい。
対処療法でも、みんなが笑顔でいれるなら。

私がそう思うのを横目に灰原は元気に答えてた。










灰原「自分は沢山食べる子が好きです!!」

九十九「ほう、弓削さんは?」

貴「私は夏油くんが好きです!!」

夏油「Aちゃんまで……。」








私と灰原はそう言う夏油君を見てこっそり笑った。

闇落ちの要因の一つ、絶対に許さねぇぞこのアマ。
私から夏油君を奪おうとする輩は絶対許さねぇ。

そう思い九十九由基とメンチをきっていた。










灰原「大丈夫ですよ、悪い人じゃないです!人を見る目には自信があります!」

貴「That's Right!いい子だな灰原〜!!」








そう言って私は夏油君の膝の上から降りて灰原をヨスヨスしていたら灰原が思い出したように立ち上がって任務だと言って歩いて行った。

それがどうにも記憶に残った。

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(プロフ) - 面白いさん» ありがとうございます!更新が遅くて申し訳ないのですがこれからも頑張ります! (8月16日 0時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
面白い - 好きです!楽しませてもらいました!更新待ってます🎶 (8月2日 16時) (レス) @page32 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ぬえさん» ありがとうございます!そう言っていただけるととても嬉しいです!これからも頑張ります! (7月16日 22時) (レス) id: 21a7d8e238 (このIDを非表示/違反報告)
ぬえ - こういう感じの関係の本当に好きです!!闇堕ち阻止頑張ってほしい、更新待ってます!! (7月13日 15時) (レス) id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年5月28日 0時

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