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45. 全裸で起床 ページ47

ん?裸?真っ裸のMAPPA??

いや違うそっちのMAPPAじゃない。










貴「ん???」







目の前に移るのはもちろん夏油君で、彼も裸だった。

いや、夏油君は熱くなると脱ぐし。
私は元々寝る時は真っ裸で寝るタイプ。

酒も飲んでたし飲まれてたけど、痕跡はない。










貴「なんだ、まだ夢か!HAHAHAHA!」

夏油「Aちゃん朝から煩い……ん?」







そういうって布団から起き上がろうとする夏油君。

そんな夏油君と目が合う素っ裸の私。
そしてもう一度自分の事を見ている夏油君。

私が叫ぶ言葉は一つしかないだろう。








貴「い………」


夏油「い?」
















貴「いや゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」










私の大きな声に夏油君は耳を塞いだ。

けど、よく考えれば幼稚園の頃は一緒に風呂に入れられてたし、キャミソールで家にいる時はだいたい夏油君もいたし、それほど騒ぐようなことではなかったなと思って落ち着いた。









夏油「酷いAちゃん!昨日はあんなに深い夜を過ごしたのに!」

貴「やめようよ!その誤解を招く言い方!!」








せっかく落ち着いた私にシクシク泣くふりをしながら煽り散らかしてくる夏油君。いや楽しんでるなら嬉しいんだけどさ。









貴「そもそも、私は寝込みを襲うほど欲求不満では無い。」

夏油「Aちゃん、元々裸で寝るタイプだもんね。」








え、確かに。なんで私こんなにびっくりしてたんだろ。

別にそんなに驚く必要なかったのに。
そう思うと裸なのを忘れて随分落ち着いた。

布団を私にかぶせてくれる夏油君。









夏油「冗談に決まってるじゃないか。」

貴「普段から冗談言わない人が冗談を語るな。」

夏油「私だって冗談の一つや二つ言うさ。」








いや聞いたことないよ。










夏油「てかAちゃん、そろそろ服着なよ。」

貴「もう見られてんだから意味無くない?」

夏油「まぁ、それもそっか。」







そうして私はすぐ近くに散乱していた私の服を拾い上げ、きちんと身支度を済ませてから夏油君の部屋の台所に向かった。

台所を拝借して朝食を軽く作って夏油君と食べた。

夏油君は私の膝の上に乗せて、新聞を読みながらおじいちゃんみたいに朝を過ごしていた。本当にうちの爺ちゃんみたいだ。







五条「お前ら、朝から仲良しだな。」

夏油「悟、朝食べた?」

五条「まだ。」

貴「じゃあ五条の分持ってくるわ。」

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(プロフ) - 面白いさん» ありがとうございます!更新が遅くて申し訳ないのですがこれからも頑張ります! (8月16日 0時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
面白い - 好きです!楽しませてもらいました!更新待ってます🎶 (8月2日 16時) (レス) @page32 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ぬえさん» ありがとうございます!そう言っていただけるととても嬉しいです!これからも頑張ります! (7月16日 22時) (レス) id: 21a7d8e238 (このIDを非表示/違反報告)
ぬえ - こういう感じの関係の本当に好きです!!闇堕ち阻止頑張ってほしい、更新待ってます!! (7月13日 15時) (レス) id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年5月28日 0時

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