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33. 星奬体任務 ページ35

そこで聞いた事のあるセリフを聞いた。
よく見た事のあるセリフだった。



心臓の音が妙に煩く感じた。


彼らが呪術について語っていた。
何故、今まで気が付かなかったのか。
もうこんな所まで来てしまったのか。










夏油「呪術師は非術師を守る為にある。」

五条「それ正論?俺正論嫌いなんだよね。」







そう言っている二人を見てすぐに逃げる硝子。

私はただそれを見ていた。
見ていなければならないと思った。

私はこれから(未来)を変えるから。








五条「呪術(ちから)に理由とか責任を乗っけんのはさ、それこそ弱者のやる事だろ。ポジショントークで気持ち良くなってんじゃねぇよ、オ゙ッエ゙ー!!」

夏油「少し外で話そうか、悟。」








えぐ可愛すぎない?天使かよ。

しかも何これ?なんで体育館なの?原作では確か教室だったよね。原作と違うって事はアニメ版のシナリオかな。てかバスケ見れて私得すぎでしょ最高なんだが。

そう思いながら宙にプカプカ浮かぶ私。









五条「寂しんぼうか?一人で行けよ。」








五条がそう言って夏油君が構えたのと同時に体育館の扉が空いた。










夜蛾「ん゙?硝子は。」


夏油「さぁ?」

貴「知らね。」

五条「便所でしょ。」







夜蛾先生は溜息をつきながらも二人を呼び出した。

ついに星奬体の任務が始まるのかと私は胸躍らせワクワクしながら夏油君の背中に掴まりついて行った。疲れて術式を解くと、夏油君が背中に抱えてくれたので楽だった。








夏油「降ろすよ。」

貴「ん、ありがと。」







夏油君は教室に着くと、自分が椅子に座る前に私を下ろしてそのまま自分の上に座らせた。昔からの癖なので私の感情は無。








五条「なんでお前ら一緒に座ってんだよ。」

夏油「あ、つい癖で。」

貴「五条、代わろっか?」

五条「いらねぇ。」







そんな事を言いながら私たちは任務内容を聞いていた。

今回の任務は、星奬体の少女の”護衛”と”抹消”。
指名されたのは五条と夏油君だけだった。

私は今回の任務は同行出来ないらしい。









五条「Aが行った方が効率良くね?」

夜蛾「俺にも分からん、だが天元様直々のご指名だ。」







その言葉に私は頭をフル回転させていた。

任務に同行出来ないという事は私は天内に干渉する事を間接的に拒絶されたという事だ。私という存在自体が未来を変える可能性のある異分子。それを排除する為の世界の慣性。

34. 異分子と術師殺し→←32. 大人の階段



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(プロフ) - 面白いさん» ありがとうございます!更新が遅くて申し訳ないのですがこれからも頑張ります! (8月16日 0時) (レス) id: 94f21122e4 (このIDを非表示/違反報告)
面白い - 好きです!楽しませてもらいました!更新待ってます🎶 (8月2日 16時) (レス) @page32 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ぬえさん» ありがとうございます!そう言っていただけるととても嬉しいです!これからも頑張ります! (7月16日 22時) (レス) id: 21a7d8e238 (このIDを非表示/違反報告)
ぬえ - こういう感じの関係の本当に好きです!!闇堕ち阻止頑張ってほしい、更新待ってます!! (7月13日 15時) (レス) id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年5月28日 0時

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