【ハイキュー】世界レベルの水泳女子にバレーを叩き込んだ結果→リベロを超えた

・5 ページ7

『ねぇ 研磨』


孤「何？」


『…そろそろお昼を食べませんか？』


孤「もうちょっと待って。まだ日本史の所が理解できてないから」


『研磨。それ5回目』


孤「もうちょっと待って」


『先に購買行っちゃうよ〜？』


孤「わかったから、あと５分」


『昼休みは残り3分でございます』



あのさ、研磨

勉強するのは良いことだけど、ガリ勉過ぎやしないか？

変わり過ぎて私ちょっと戸惑いますよ？


私お腹すいた


(〜♪


『あ、電話』


突如としてかかってきた電話は、私の携帯からで、私はすぐに通話ボタンを押す


相手は、我が従兄弟である



『あれ、どうしたの蛍』


月「あ、瑞貴？久しぶり」


『うん。久しぶり。珍しいね、どうしたの？』



我が従兄弟 月島 蛍

母方の従兄弟にあたり、宮城在住の高校一年生



月「別に、声が聞きたかっただけ」


『うぉう？！』←


あっれ本当にどうしちゃったの蛍


デレ期なのか？あのツンデレ男子の模範解答が？！



月「ツンデレじゃないし。ていうか、勝手に盛り上がらないでよ」



ナンデワカルノワタシガカンガエテイタコト



『なに？最近の男子はエスパーなの？』


月「なにくだらないこと言ってんのさ。ほら、もう切るから」


『え？本当にさっきの理由だけなの？


月「別に、梟谷グループの合宿に誘われたから、そっち行くかもしれないなんて言いたかったわけじゃないから」←


『話したがり屋だね蛍」←



それでしょ、言いたかったこと


てかあの蛍が、私の声が聞きたくなって電話してくるとかありえないから


うん 絶対に



月「それじゃ、僕もう授業だから」


『お疲れー』



結局なにがしたいのかわからないまま、電話を切った蛍

昔から無愛想で、生意気

年上を敬わず、身長高いから恐ろしく見られることもあってか


あの頃の蛍は可愛かったな……(大丈夫。今の蛍も可愛いから)




……そういえば、梟谷グループの合宿でこっちくるとか言ってたな


…私は夏休みは、大会あろうがなかろうが、一人でも練習するんだろうな


まぁいいけどね


泳ぐの好きだし



孤「誰？今の」


『それよりも研磨、終わったの？勉強』


孤「うん」


よろしい


ならば答えてしんぜよう


『従兄弟からね。なんか夏休みに音駒でやる合宿に誘われたから、ばったり会えたらいいねって言う』


孤「そいつ、バレー部？」


『おうおう。バリバリの男子バレー部でさ、結構身長でかいよ。宮城の烏野ってとこ』



文字数

・6→←・4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す