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。。4。 ページ6

何故、此処に居る?中也が居ないって、今日は集まらないって云ってたのに。





……あ、あのチビ嘘ついたな。






というか、中也は今は善い。取り敢えず、この現状を如何にかしないといけない。
まぁ此処は…………逃げるか。






私は異能力を解除して、扉を閉めようとした。だが、私よりもはやく動かれ、出口は塞がれ、囲まれてしまった。









「〜っ!帰しなさいよ!」


「いやいや、急に来たのそっちだよ!?」









相変わらずの渚のツッコミ。
彼は少しだけ身長が伸び、髪を短くしている。









「Aちゃん、何でここに……」









黒髪に戻っているカエデ。否、雪村あかりと云う可き?





二人だけじゃなくて、他も変わっていた。まぁ、22だし、変わってない方が可笑しいのか。









「はぁ…………遭うとは思ってなかったんだけど」


「「「それこっちの台詞!!」」」









久々に聞いた、彼らの揃う声。









「教えなよ、何で来たの?ここは、俺らは、A……水嶋にとっていいところじゃないでしょ?」









問うたのは赤羽。




確かに、善い処じゃないのかもしれない。でも、其の前に一つ云わせろ。









「水嶋って呼ばないでくれる?私、水嶋じゃないんだけど。私の苗字、中原だし」


「「「はっ!?」」」


「中也と結婚したからに決まってるでしょ」


「「「いつ!?」」」


「16の時」


「「「わかっ!!」」」









本当に久々だ、この感じ。昔に戻った気分。




懐かしさに浸っていると、扉が外から開けられた。開けたのは、我が子たち。そして後ろには中也の姿も。









「パパ!ママ居たよ!」


「おう、そうだな」


「ママ〜!」


「おいでっ!まいえ、……優雨、虹架!」








しゃがんで両手を広げれば、其処に飛び込んで来る二人。そんな二人を抱き締め乍ら、私は中也を睨んだ。









「嘘ついたでしょ」


「知らねェな」


「は?」


「悪かったって……確執有る儘は互いに気分善くねェと思ったんだよ」


「余計なお世話」


「パパ?ママ?喧嘩してるの?」


「しちゃ、メッ!、だよ」


「してないしてない」









中也に依り作られた、彼らと話す機会。





若しかしたら、丁度良かったのかもしれない。
子供だから出来なかった話も、大人に成った今なら話せるだろうから。

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- ずっと前から拝見させていただいてます。これ以上の裏切り小説はないと思います。本当に、こんなに素晴らしい作品を作ってくださりありがとうございました。 (2018年10月2日 23時) (レス) id: 636a061378 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - ゆうさん» リクエストを書くのが遅くてすみません。他の方に頂いたリクエストも執筆中でして、決してそういう訳ではないのでご安心下さい。出来るだけ早く書けるように努力します (2018年9月28日 2時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 前にゆったリクエスト無理でしたら書かなくていいですよ。 (2018年9月5日 22時) (レス) id: 07f01030e1 (このIDを非表示/違反報告)
バンビ(プロフ) - minoriz1222さん» コメントありがとうございます!!こんな長い話を読んで頂けて、嬉しい限りです。未だスランプ状態で、読者の皆様には大変申し訳ないです……。ですが皆様を待たせるわけにはいきませんので、これからも頑張ります。ありがとうございます! (2018年6月23日 4時) (レス) id: fcb4695207 (このIDを非表示/違反報告)
minoriz1222(プロフ) - この話、1から全て見させて頂きました!少し悲しくなり、涙がポタリと落ちたりもしてしまいましたし、つい、楽しくてクスリと笑ってしまうことも度々ありました。この作品は面白くて大好きです。スランプ大丈夫ですか?更新は無理をせず、頑張って下さい応援しています (2018年5月19日 23時) (レス) id: 5a14873d75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バンビ | 作成日時:2017年7月27日 13時

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