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144 岩柱は諭す ページ49

一方、Aは

ゾクゾクゾク!『う"ぅぅッッ!』

悲鳴「まだ、体が冷えるか?」

『い、いえ、そういうわけじゃ…(何だろ?滝に打たれてる時以上の寒気が…) 』

漸く感覚が戻り、今は悲鳴嶼が用意してくれた白湯を飲んでいた。

『ご迷惑をおかけして申し訳ありません…それから、ありがとうございます』

悲鳴「気にするな……それで、何があった?」

『…』

Aはポツリポツリと、時透と喧嘩した日の事を悲鳴嶼に話した。

『それで無一郎さんのこと、怒鳴った上に、叩いてしまったんです…』

悲鳴「……驚いたな」

『っ…はい。本当に、信じられないですよねッ…柱に対して…一隊士として恥ずべき行為ですッ』

悲鳴「いや…お前が時透に、そういう事が出来るようになったことに驚いている」

『え?』

Aはキョトンとした顔で悲鳴嶼を見た。

悲鳴「昔のお前は、時透を見かけただけで、生を授かったばかりの小馬の如く震えていた…」

『うぅ(汗)』

悲鳴「そんなお前が、時透の意見に真っ向から反対し、叱るなど、それほど時透に心を開いているのだな」

悲鳴嶼は全盲の目を細め、Aを見据えた。

『(悲鳴嶼様まさか…)でも、あれは、ほとんど八つ当たりの様なものです。無一郎さんは、何一つ間違ったことは仰ってません。だからしのぶさんも無一郎さんを咎めなかった。なのに…私は…』

悲鳴「確かに、時透への行いは反省すべきことだと、私も思う。だが、考え方に軋轢が生じるのは、致し方なきこと」

『?』

悲鳴「人の心は千差万別…それぞれに自分の信ずるものを持っている…四宮、お前にも譲れないものがあったから、時透の言葉を受け入れられなかったのでは?」

『……そうですね。たとえ間違いじゃなくても、あの言葉を受け入れることは出来なかったです』

悲鳴「それでいい…他人の考え方に賛同するのも大事なこと…だが、そればかりでは、自分の意思を放棄し、人に委ねているのと同義。…四宮」

『はい?』

悲鳴「お前は…ありのままの時透を、好きでい続けることは難しいか?」

『っ……やっぱり、気付いてたんですね』

時透への気持ちを見破られていた事実にAは苦笑した。

『…そんなことありません。私は…そういうところも含めて、彼を好きになったんです』

悲鳴「…そうか」

二人は穏やかな笑みを浮かべた

その時

甘露「Aちゃーん!悲鳴嶼さーん!」

「『!』」

満面の笑みの甘露寺と、強ばった表情の伊黒がやって来た

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雪花菜 - 優衣さん» 私もパンケーキ好きです🥰原作で出てた時は驚きました❗大正にもあったんだと😲次回は夢主ちゃんの方、お楽しみに🎵 (3月16日 10時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - パンケーキ作るんだ〜✨私、パンケーキ大好きです🥞あれ料理の音じゃない((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル無一郎大丈夫かな😣続き楽しみにしてます✨ (3月15日 22時) (レス) @page48 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - 優衣さん» 無一郎くんの料理の腕前💪良いか😍悪いか😨次回お楽しみに❗ (3月14日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 無一郎が料理!不安しかない😭💔でも、蜜璃ちゃんの言うとおり料理は愛情があれば大丈夫✨無一郎頑張れq(*・ω・*)pファイト!続きめっちゃ楽しみです✨ (3月14日 15時) (レス) @page47 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 夢主ちゃんが修行中止で喜ぶわけない!続き楽しみにしてます✨ (3月13日 22時) (レス) @page46 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪花菜 | 作成日時:2023年11月3日 12時

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