135 不穏な空気 ページ40
胡蝶達は時透が待つAの部屋に行った
中に入ると時透が中庭で素振りをしていた
『無一郎さん！』
時透「！……何で胡蝶さんもいるの？」
胡蝶「私が一緒だと何か不都合でも？(^^)」
あからさまにブスーっとする時透に胡蝶もニッコリと返す
Aは冷や汗をかきながら話し出す
『しのぶさんが私達にお願いがあるそうなんですｯｯ！』
時透「？…お願い？」
胡蝶「はい！」
三人は円になるように向かい合って座った
そして胡蝶が眉を下げ困ったように話した
胡蝶「実は、明日から任務で暫く屋敷を離れます」
『えっそうなんですか？』
胡蝶「はい、十日程ですが。ただ今回の任務で負傷した隊士の数は甚大です。寝台もほぼ埋まっていて、アオイ達だけでは手が回らないと思われます。なので…」
そこまで聞いてAは察した
『私も診察に回ってほしいという事でしょうか？』
胡蝶「その通りです。ですので、私が任務から戻るまではAさんの修行を中止してほしいんです」
時透「え？」
時透は疑問の声を上げたが、Aは納得した。
あの数の隊士の経過を見守るなら日中の修行と平行するのは無理に等しい。
それに
『(無一郎さんにゆっくり休んでもらいたいし、丁度いい機会かもしれない！)
分かりました！では、それまで修行は中止します！』
胡蝶「ありがとうございますAさん」
Aは笑顔で、胡蝶の頼みを聞いた
だが、それを見た時透は
時透「(何であんな嬉しそうなんだよ…それに)
ちょっと勝手に決めないでよ。僕は了承してないんだけど」
『えっ？』胡蝶「時透さん？」
時透「そんな事、Aがする必要ないだろ。隠を呼んでやれば済む話ですよね」
『む、無一郎さん？』
どこか不満そうな時透に、Aは困惑した
そんな時透にも胡蝶は丁寧に説明する
胡蝶「それも考えたんですが、今は鬼の被害が以前よりも増えて、隠も今は人手不足です。蝶屋敷に人員を割くわけにもいきません」
時透「胡蝶さんの代わりなら１人いれば問題ないでしょ」
胡蝶「Aさんは私以上に目敏く色々なことに気付けますから。処置の手際のよさからも私の代わりはAさんしか務まりません」
それでも納得しない時透に、胡蝶は軽くため息をつく
胡蝶「貴方との時間を減らされ、他の隊員の方と一緒の時間を増やされるのは嫌でしょうが、今回は事が事ですから「そうじゃないよ」…はい？」
時透「そんな事に時間を優先する意味が分からないんだよ」
『……え？』
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雪花菜 - 優衣さん» 私もパンケーキ好きです🥰原作で出てた時は驚きました❗大正にもあったんだと😲次回は夢主ちゃんの方、お楽しみに🎵 (3月16日 10時) (
レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - パンケーキ作るんだ〜✨私、パンケーキ大好きです🥞あれ料理の音じゃない((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ無一郎大丈夫かな😣続き楽しみにしてます✨ (3月15日 22時) (レス) @page48 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
雪花菜 - 優衣さん» 無一郎くんの料理の腕前💪良いか😍悪いか😨次回お楽しみに❗ (3月14日 22時) (レス) id: 2d2d667fd9 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 無一郎が料理!不安しかない😭💔でも、蜜璃ちゃんの言うとおり料理は愛情があれば大丈夫✨無一郎頑張れq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!続きめっちゃ楽しみです✨ (3月14日 15時) (レス) @page47 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 夢主ちゃんが修行中止で喜ぶわけない!続き楽しみにしてます✨ (3月13日 22時) (レス) @page46 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪花菜 | 作成日時：2023年11月3日 12時
