×恐怖→○恋愛対象となりました 【時透無一郎】

125 不安にさせたくない ページ30

夢主side

『無一郎さんだけじゃなく、私も変わってるんだね…というかその台詞宇髄様も言ってたよ』

時雨「アァ、コノ間来タ時カァ
テカ、霞柱ニカッコイイトカ言ッタッテマジカ？」

ﾎﾞﾌﾝｯ『うぅっ…(顔熱いｯ)』

あれは宇髄様に言われたからじゃなく、私の本心だ。だから後悔は一切ないけど、

『あんな恥ずかしいこと何回も言わせないでよっ』

二人が帰った後、無一郎さんはずっっっと私に要求してきた

時透"A、ねぇもう一回"

"さっき言ったじゃないですかっ！"

時透"そうだっけ？忘れたからもう一回"

"〜〜ｯｯか……かっこいいです、よ"

時透"声が小さい。ちゃんと目見てもう一回"

"(どんな拷問コレ〜〜っ！(泣))"

自分の記憶障害を最大限に利用して、私に何回も言わせて…もう恥ずかしさで死にかけた(ﾁｰｰﾝ)

『人が頑張って好意示して、その結果アレって…』ﾌﾟｼｭｳｳ

時雨「(湯気ガ…)ヨッポド嬉シカッタンダロ。Aガソンナ事言ッタノガ」

『………私、今まで無一郎さんが向けてくれる好意に安心してたんだと思う。だけど…
私は今まで、無一郎さんにそんな事したことがないから不安にさせてたのかなって
私も無一郎さんが他の女性と一緒だったら嫉妬はするし』

無一郎さんの性格もあるからか、彼の周りに女性がいることはほぼ無い(しのぶさんや甘露寺さんは別だ)
だからあの時の会話で初めて不安になった

『私は、隊員や隠の人と仲良くするの控えたくても立場上無理だから……
だからせめて宇髄様が仰ったように、これからはしてきたい』

好きな人、不安になんてさせたくないっ

時雨「ソウカァ。良イトハ思ウガ、チャント実行出来ルカ？」

『え？』

時雨「思イ出シタダケデ赤クナッテタラ、コノ先大変ダゾ」

『うｯ…』

確かに好意示すって、とてつもなく恥ずかしい……

『だ、大丈夫！私はやれば出来る子だよ!!
と、ところで何で、私がソレ言ったこと知ってるの？話してないけど』

時雨「アァ、鴉ノ集会デ虹丸殿(宇髄の鴉)ガ話シテタカラダ」

『あー成程。虹丸さんが……………ん？』



鴉 の 集 会 で ？



ぐわしッ『ちょっとそれどーゆうことぉ！！？』

時雨「チョオォｯｯ!!急ニ何ダヨ！？」

肩にとまってた時雨を鷲掴んで逃げないようにした

『何でそんな事集会で話してるのよ！？時雨以外も聞いてるってこと！！？』

時雨「俺ニ怒ルナァァ！結構前カラAト霞柱ノ事ガ話題ノ中心ダゾ!!柱ノ鴉達ノ中デハ！！」

はあぁぁぁ！！？

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